グリーン・デイ、『American Idiot』がミュージカルに

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世界で1200万枚以上を売り上げ、グラミーで最優秀ロック・アルバム、レコード・オブ・ザ・イヤーを受賞したグリーン・デイのアルバム『American Idiot』(2004年)がミュージカルになることが明らかになった。この秋、カリフォルニアのシアターで上演されるという。

グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、トニー・アワード受賞者のマイケル・メイヤー監督と共に脚本を執筆したという。振り付けはオリヴィエ・アワード受賞者のスティーヴン・ホゲットが担当するなど、質の高い作品となりそうだ。

ビリー・ジョーは「『American Idiot』を舞台化することをずっと考えていた」そうだ。「でも、それには正しいパートナーを見つけなきゃいけないのはわかってた。メイヤーの作品(『Spring Awakening』)、そして彼の『American Idiot』に対するヴィジョンに感銘を受け、完璧なコラボレーターを見つけたと思った」との声明を発表している。

一方、メイヤーは「『American Idiot』を初めて聴いたとき、これは先天的に演劇の要素を持ち合わせているとの印象を受けた。上演してくれって訴えているって…。グリーン・デイのことは知っていたし好きだったけど、自分がこれほど彼らの曲の内面を理解するとは思ってもみなかった」と話している。

ミュージカルは、9月4日から10月11日の間、カリフォルニアのBerkeley Repertory Theatreで上演されるという。

Ako Suzuki, London
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