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川田まみ

――みなさんの苦労の甲斐あって、本当に素晴らしいステージでした。

島みや：カオリンはすごく調子が良かったよね？

詩月：私、普段から全然体力がないのに、12月はすごい頑張ったんですよ。だから武道館のステージは、頑張った自分へのご褒美だと思って思いっきり楽しみました。

KOTOKO：でもさ、カオリンってすぐに電池切れちゃうよね（笑）。

詩月：あの日だけで2、3回切れてます（笑）。

島みや：Love Planet Fiveの時、ステージに出る前にカオリンが座りこんじゃったし（一同笑）。

――川田さんのオープニングもパワフルで見事でした。

川田：あれは本当に、ケンカしに行くようなつもりでステージに乗り込んでいったんですよ(笑)。12月があまりにも忙しすぎて、「なんでこんなに辛いんだ、チクショー！」って（一同笑）。

島みや：そうそう、本当にそんな感じだった。

MELL：私たちも横で見てて、「ウォー、まみちゃんスゲー！」って（笑）。

KOTOKO

川田：でもステージに乗り込んでいったら、お客さんの気迫に圧倒されちゃって、「うわぁ、負けたぁ…」って（笑）。ステージ上でのことは、もうよく覚えてないくらいなんです。緊張を通り越してトランス状態みたいな感じで。

MELL：わかるわかる。

KOTOKO：でも全然緊張してるように見えなかったよ。

川田：メッチャクチャ緊張してましたよー！ステージ上の出来事は、なんというか、スローモーションみたいな感じなんです。「あ、今、歌詞間違ったなぁ……」みたいな。すごく冷静に自分を見ていて。すごい経験でした。

――さて、今度リリースされるI've創立10周年を記念したスペシャルCDボックス『I've Sound 10th Anniversary「Departed to the future」Special CD BOX』の話に移りたいのですが、PV撮影で海外に行ったんですよね？

島みや：それも大変だったんですから！

詩月：怖かったです……。

――怖かったというと？

KOTOKO：私とえい子先生とカオリンが同じ部屋だったんですけど、いろいろなことが起こる部屋だったんですよ。

島みや：最後まで寝ずに起きている人だけが、必ず「バンッ！」という音を聴くんですよ。

KOTOKO：あれは怖かったぁ。カオリンは先に寝てて、「あ、えい子先生も寝たな……」と思った瞬間に「バンッ！」って。

詩月：私は次の日、「2人とも寝たな……」と思った瞬間に「バンッ！」という音が聞こえて。

島みや：私は怖いから、2人よりも絶対に早く寝てやろうと思ってました（笑）。

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