Morrie(デッド・エンド)が、Creature Creatureを再開
日本のロックシーンに数々の伝説を残した孤高のヴォーカリストMorrieが、自身のソロ・プロジェクトとして2005年にスタートさせたCreature Creature。2006年夏にシングル3枚、アルバム1枚をリリースし、一度だけライヴを行なった後、表立った活動はしていなかったが、いよいよ本格的な再始動が決定した。
◆『Light&Lust』全曲試聴
Morrieは、1980年代後半に一世を風靡したロックバンド、デッド・エンドのヴォーカリストとして、鮮烈に音楽シーンにデビュー。現在のビジュアル系もかすんでしまうような作りこまれたルックスと、ヘヴィメタルを基調にしつつアグレッシヴでプログレッシヴな音楽性、4人のメンバーの超絶テクニックと圧倒的なカリスマ性で、音楽シーンに重量級の衝撃を与えた。当時のライヴハウス動員記録、インディーズ・アルバムのセールス記録を次々と塗り替えたことでも話題を呼び、カリスマの名を欲しいままにしたのがデッド・エンドである。ちなみに、数年後にその記録を塗り替えたのが、X JAPAN(当時のバンド名はX)である。
◆「Red」PV映像
デッド・エンドはミュージシャンからも厚い信望と強いリスペクトを受け、多くのフォロワーを生み出している。Morrieに影響を受けたと公言するヴォーカリストなどは、枚挙にいとまがない。2005年にリリースされたデッド・エンドのベストアルバム「∞」のライナーノーツで、彼への熱い想いを語っていた清春、yasu(Janne Da Arc)をはじめとして、河村隆一、hyde(L'Arc~en~Ciel)、T.M.Revolutionなど、ビックネームがずらりと顔を揃えている。
1990年にデッド・エンドが活動停止した後、Morrieはソロとして活動を開始。1993年にニューヨークに移住し、95年に3枚目のアルバム『影の饗宴』をリリースした後、忽然と表舞台から姿を消してしまった。
1999年には、Morrieのファンサイトが自主的に、「Morrieの活動再開を願う手紙」200人分を一冊の本にし、NY在住の本人に届けるという前代未聞の熱いシュプレヒコールを送った。いかに多くのファンが、彼の活動再開を熱望していたかがよくわかるエピソードである。
Morrieが約10年の空白期間を経て、2006年にリリースしたCreature Creatureのファースト・アルバム『Light&Lust』は、多くのファンの期待を上回る非常にクオリティの高い作品だった。壮大なスケール感のある楽曲と、さらに艶を増したMorrieの声は、他の誰をも寄せつけない圧倒的な存在感を存分に放っていた。そして、たった一度だけ行なわれたCreature Creatureのライヴは、緻密に構築されたアルバムの楽曲がステージ上できっちりと具現化されており、観客の度肝を抜いた。唯一無二のMorrieの歌声と、彼の世界をしっかり表現したバンドの紡ぎだす音楽は、まさに奇跡と呼ぶべき、素晴らしい空間を創り出していた。ライヴ直後から「もう一度ライヴを!」という声が、とても多かったことはいうまでもない。
そんなCreature Creatureのライヴがようやく決まったのは、Morrieの歌声を心待ちにしていたファンにとって、これ以上ない朗報であろう。しかも、バックを支えるミュージシャンは強者揃い。ロックファンなら、絶対に見逃したくないコンサートである。
<ツアータイトル“シモーヌと逆鱗”>
6月17日(水)大阪 Big Cat
[問]Big Cat 06-6258-5008
チケット発売日:4月5日(日)
6月20日(土)東京 Shibuya O-East
[問]Disk Garage 03-5436-9600
チケット発売日:4月5日(日)
Vocal:Morrie(Dead End)
Guitar:Hiro(Libraian/ex-La'cryma Christi)
Bass:Hitoki(ROBO+S/Dummy's Corporation/ex-黒夢)
Drums:Sakura (S.O.A.P./ex-L'Arc-en-Ciel/ex-ZIGZO)
文・大島暁美
◆iTunes Store Creature Creature(※iTunesが開きます)
◆Creature Creatureオフィシャルサイト
◆デンジャークルーCreature Creatureページ
◆Creature Creature myspace
◆『Light&Lust』全曲試聴
Morrieは、1980年代後半に一世を風靡したロックバンド、デッド・エンドのヴォーカリストとして、鮮烈に音楽シーンにデビュー。現在のビジュアル系もかすんでしまうような作りこまれたルックスと、ヘヴィメタルを基調にしつつアグレッシヴでプログレッシヴな音楽性、4人のメンバーの超絶テクニックと圧倒的なカリスマ性で、音楽シーンに重量級の衝撃を与えた。当時のライヴハウス動員記録、インディーズ・アルバムのセールス記録を次々と塗り替えたことでも話題を呼び、カリスマの名を欲しいままにしたのがデッド・エンドである。ちなみに、数年後にその記録を塗り替えたのが、X JAPAN(当時のバンド名はX)である。
◆「Red」PV映像
デッド・エンドはミュージシャンからも厚い信望と強いリスペクトを受け、多くのフォロワーを生み出している。Morrieに影響を受けたと公言するヴォーカリストなどは、枚挙にいとまがない。2005年にリリースされたデッド・エンドのベストアルバム「∞」のライナーノーツで、彼への熱い想いを語っていた清春、yasu(Janne Da Arc)をはじめとして、河村隆一、hyde(L'Arc~en~Ciel)、T.M.Revolutionなど、ビックネームがずらりと顔を揃えている。
1990年にデッド・エンドが活動停止した後、Morrieはソロとして活動を開始。1993年にニューヨークに移住し、95年に3枚目のアルバム『影の饗宴』をリリースした後、忽然と表舞台から姿を消してしまった。
1999年には、Morrieのファンサイトが自主的に、「Morrieの活動再開を願う手紙」200人分を一冊の本にし、NY在住の本人に届けるという前代未聞の熱いシュプレヒコールを送った。いかに多くのファンが、彼の活動再開を熱望していたかがよくわかるエピソードである。
Morrieが約10年の空白期間を経て、2006年にリリースしたCreature Creatureのファースト・アルバム『Light&Lust』は、多くのファンの期待を上回る非常にクオリティの高い作品だった。壮大なスケール感のある楽曲と、さらに艶を増したMorrieの声は、他の誰をも寄せつけない圧倒的な存在感を存分に放っていた。そして、たった一度だけ行なわれたCreature Creatureのライヴは、緻密に構築されたアルバムの楽曲がステージ上できっちりと具現化されており、観客の度肝を抜いた。唯一無二のMorrieの歌声と、彼の世界をしっかり表現したバンドの紡ぎだす音楽は、まさに奇跡と呼ぶべき、素晴らしい空間を創り出していた。ライヴ直後から「もう一度ライヴを!」という声が、とても多かったことはいうまでもない。
そんなCreature Creatureのライヴがようやく決まったのは、Morrieの歌声を心待ちにしていたファンにとって、これ以上ない朗報であろう。しかも、バックを支えるミュージシャンは強者揃い。ロックファンなら、絶対に見逃したくないコンサートである。
<ツアータイトル“シモーヌと逆鱗”>
6月17日(水)大阪 Big Cat
[問]Big Cat 06-6258-5008
チケット発売日:4月5日(日)
6月20日(土)東京 Shibuya O-East
[問]Disk Garage 03-5436-9600
チケット発売日:4月5日(日)
Vocal:Morrie(Dead End)
Guitar:Hiro(Libraian/ex-La'cryma Christi)
Bass:Hitoki(ROBO+S/Dummy's Corporation/ex-黒夢)
Drums:Sakura (S.O.A.P./ex-L'Arc-en-Ciel/ex-ZIGZO)
文・大島暁美
◆iTunes Store Creature Creature(※iTunesが開きます)
◆Creature Creatureオフィシャルサイト
◆デンジャークルーCreature Creatureページ
◆Creature Creature myspace
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