フー・ファイターズ、デイヴ・グロールの悪評を擁護

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フー・ファイターズのフロントマン、デイヴ・グロールには“ロック界1のいい人”という評判とともに“コントロール・フリーク(支配欲が強すぎる人)”との悪評もあるが、バンド・メンバーは「それはそうだが、こんないいコントロール・フリークはいない」と擁護した。

ドラマーのテイラー・ホーキンスは『NME』誌にこう語った。「彼は完璧にコントロール・フリークだよ。でも人生で出会う限り最高のコントロール・フリークだ」「彼は俺らに何をすべきか言うけど、俺らそれぞれが対処してるところもある。彼はまず何をおいてもドラマーだ。一緒に音楽を作るとき、1人のドラマーだけでなく、まったく別のバックグラウンドを持つ2人のドラマーのアイディアを起用できるんだ」

グロールは2008年夏、バンドの活動は「しばらくお休み」と宣言していたが、ほかのメンバーにも異論はないようだ。彼らは「すでに集まり、アイディアを切り刻んでいる」が、ニュー・アルバムの制作に本格的に取り組むのは早くて夏、リリースは2010年以降になりそうだ。「ゆっくりやるよ。みんな、ほかのことを楽しまなきゃ。家族とかさ。もしかしたら夏にスタジオに戻って、本格的に新作に取り組むかもしれないけど」

フー・ファイターズの最新アルバムは2007年にリリースされた『Echoes, Silence, Patience & Grace』。2008年のグラミー・アワーズで最優秀ロック・アルバム、ブリット・アワーで最優秀インターナショナル・アルバムを受賞した。

Ako Suzuki, London
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