The View、待望の2ndアルバム『Which Bitch ?』をカイルとキーレンが徹底解説 その1
全英アルバムチャート1位を獲得したデビュー・アルバム『Hats Off To The Buskers』から2年。大きく成長して帰ってきたThe View、待望の2ndアルバム『Which Bitch?』のリリースが2月11日に控えている。
このアルバム『Which Bitch?』のリリースを目前にして、The Viewの作詞作曲をメインで手がけるツートップ、カイルとキーレンの2人がアルバム収録曲の全曲について語ってくれた。時には真面目に、時には大フザケで秘話を公開してくれている。これを読んでおけば、The Viewのアルバムを120%楽しめることは間違いない。
この全曲秘話は3日連続でお届けする。今回まずは1~4曲目まで。
また、アルバム『Which Bitch?』の発売を記念して、<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>というイベントが開催される。これは、彼らの未発表最新ライヴ映像やドキュメンタリー映像をいち早く体感できる超スペシャルな一夜限りのヴァーチャル・ライヴ・イベント。さらに、当日イベント参加者全員にはそこでしか手に入らないスペシャルな限定バンダナもプレゼントされる。このイベントにBARKSユーザー2組4名様をご招待する。
<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>
■日時:2009年2月20日(金)
■会場:都内某所 ※当選者のみに通知
■開場:18:30 / 開演 19:00
■招待:2組4名様
◆プレゼント応募
1.「ティピカル・タイム 2」 別れの始まりはアルバムの始まり
キーレン・ウェブスター(以下、キーレン):これはカイルがピアノをポロンポロン弾いてて出来上がったんだ。ティピカル・タイム(「ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バスカーズ」の最後の曲)の続きなんだよ。カイルがそのほとんどを演奏してる。ファースト・アルバムの続きっていうアイディアなんだ。
カイル・ファルコナー(以下、カイル):「ティピカル・タイム」は前作の中でもけっこうよくできた曲だった。でも短すぎるっていろんな人に言われたよ。今回の曲は速攻できあがって、ハーモニカで同じメロディーを吹きながら周りのコード進行を変えていくっていう完璧な仕上がりになった。長く付き合った彼女との別れについて歌ってるんだ。
2.「5 レベッカズ」 最新シングルは反ドラッグのメッセージ・ソング!?
カイル:俺には5つの異なるキャラクターがあって、それを1つに収束するって歌さ。そのキャラクターってのは色んなシナリオ下で出会った、学校時代のいろんな女の子なんだ。10代が学生時代を過ごすっていうちょっとした教育関連の歌でもある。タバコくさい教師やささいなこと、ラッシーがジャンキーだってことについて歌ってる。クスリはやるなってことだな(笑)。この曲はベイビーシャンブルズとのはじめてのツアーの最後に書かれたもの。ツアーで忙しくしてたから曲を仕上げることがなかなかできなくて、少し時間があったときに急いで仕上げたんだ。ツアー中に曲作りするのは簡単かって? いや、これが結構難しいんだ。前回のツアーのときは毎晩、曲が思い浮かんでたけど次の日までは覚えてなかった。
キーレン:どっちにしろ、多分大した曲じゃなかったんだよ。
カイル:いや、そんなことないぜ(笑)。完全に出来上がってたからな。そんなときは自分が天才だと思うんだ。でも、次の日起きると大した曲じゃない。その前にもツアーバスの中にスタジオがあったけど、俺ら触りもしなかった。ほこりがたまっていく一方だった。
キーレン:俺はそういう風には見てなかったな。あれはスタジオじゃなくてただ壁からマイクが突き出た宇宙的なもんだと。
3.「テンプテーション・ダイス」 骨折と1リットルのバーボンが生んだピート(ドハーティ)のお気に入りソング
キーレン:この曲は退屈がゆえに結局、何か馬鹿なことをしたくなるって曲。ぶっ飛んでるときにやっちゃうことね。つまり次の日に後悔しちゃうようなこと。「ある時、自分と自分の骨との約束は破られた」っていう歌詞なんだけど、酔っ払って、壁を殴るなんて馬鹿な真似をしたおかげでいまだに手が動かせないよ。その時はビールに誘惑された形だけど、そんなことはやめなきゃ。「変わらなきゃいけないんだ」ピートはこの曲のソロがお気に入りみたいだよ。
カイル:ホントにぶっ飛んでたよな。レコーディング中に逆立ちしだしたりしてたし。円になってサザン・コンフォートのリッターを片手に曲作りをしたのを思い出すよ。曲の最後に行くたびに半パイント飲まなきゃいけないとかそんなことをやってた。結局もめだしたんだよな。
4.「ワン・オフ・プリテンダー」 全国警察24時、The Viewを追え!
キーレン:DJライヴをやったアバディーンで逮捕されちゃったんだよ。俺らの乗ってたバスがダンディーへの帰り道に警察に止められたんだ。んで俺とカイルが降ろされて逮捕されったってわけ。
カイル:バスの中は猿の集まりみたいだったよ。「お前ら落ち着けよ」って俺は言ってたんだけど、やつら(警察)に「お前、出ろ」って言われちゃった。
キーレン:基本的にはそのことについて歌った曲。ライヴで演奏しながら警察に嫌味も言えるからいい曲だよな。でもやめろって言われたよ。俺の仲間のジミーはマジもんの陰謀論者で警察の文句ばっかり言ってるといつか殺されるっていうんだ。この曲の最初のヴァージョンはダンディーのザ・ホワイト・ホースっていうパブでレコーディングしたんだ。その時は完全にラップ調の曲だったんだけど少し危なっかしい感じだった。だからそんなにラップ調にならないように変えたんだよ。
◆iTunes Store The View(※iTunesが開きます)
◆BMGジャパン The Viewページ
このアルバム『Which Bitch?』のリリースを目前にして、The Viewの作詞作曲をメインで手がけるツートップ、カイルとキーレンの2人がアルバム収録曲の全曲について語ってくれた。時には真面目に、時には大フザケで秘話を公開してくれている。これを読んでおけば、The Viewのアルバムを120%楽しめることは間違いない。
この全曲秘話は3日連続でお届けする。今回まずは1~4曲目まで。
また、アルバム『Which Bitch?』の発売を記念して、<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>というイベントが開催される。これは、彼らの未発表最新ライヴ映像やドキュメンタリー映像をいち早く体感できる超スペシャルな一夜限りのヴァーチャル・ライヴ・イベント。さらに、当日イベント参加者全員にはそこでしか手に入らないスペシャルな限定バンダナもプレゼントされる。このイベントにBARKSユーザー2組4名様をご招待する。
<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>
■日時:2009年2月20日(金)
■会場:都内某所 ※当選者のみに通知
■開場:18:30 / 開演 19:00
■招待:2組4名様
◆プレゼント応募
1.「ティピカル・タイム 2」 別れの始まりはアルバムの始まり
キーレン・ウェブスター(以下、キーレン):これはカイルがピアノをポロンポロン弾いてて出来上がったんだ。ティピカル・タイム(「ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バスカーズ」の最後の曲)の続きなんだよ。カイルがそのほとんどを演奏してる。ファースト・アルバムの続きっていうアイディアなんだ。
カイル・ファルコナー(以下、カイル):「ティピカル・タイム」は前作の中でもけっこうよくできた曲だった。でも短すぎるっていろんな人に言われたよ。今回の曲は速攻できあがって、ハーモニカで同じメロディーを吹きながら周りのコード進行を変えていくっていう完璧な仕上がりになった。長く付き合った彼女との別れについて歌ってるんだ。
2.「5 レベッカズ」 最新シングルは反ドラッグのメッセージ・ソング!?
カイル:俺には5つの異なるキャラクターがあって、それを1つに収束するって歌さ。そのキャラクターってのは色んなシナリオ下で出会った、学校時代のいろんな女の子なんだ。10代が学生時代を過ごすっていうちょっとした教育関連の歌でもある。タバコくさい教師やささいなこと、ラッシーがジャンキーだってことについて歌ってる。クスリはやるなってことだな(笑)。この曲はベイビーシャンブルズとのはじめてのツアーの最後に書かれたもの。ツアーで忙しくしてたから曲を仕上げることがなかなかできなくて、少し時間があったときに急いで仕上げたんだ。ツアー中に曲作りするのは簡単かって? いや、これが結構難しいんだ。前回のツアーのときは毎晩、曲が思い浮かんでたけど次の日までは覚えてなかった。
キーレン:どっちにしろ、多分大した曲じゃなかったんだよ。
カイル:いや、そんなことないぜ(笑)。完全に出来上がってたからな。そんなときは自分が天才だと思うんだ。でも、次の日起きると大した曲じゃない。その前にもツアーバスの中にスタジオがあったけど、俺ら触りもしなかった。ほこりがたまっていく一方だった。
キーレン:俺はそういう風には見てなかったな。あれはスタジオじゃなくてただ壁からマイクが突き出た宇宙的なもんだと。
3.「テンプテーション・ダイス」 骨折と1リットルのバーボンが生んだピート(ドハーティ)のお気に入りソング
キーレン:この曲は退屈がゆえに結局、何か馬鹿なことをしたくなるって曲。ぶっ飛んでるときにやっちゃうことね。つまり次の日に後悔しちゃうようなこと。「ある時、自分と自分の骨との約束は破られた」っていう歌詞なんだけど、酔っ払って、壁を殴るなんて馬鹿な真似をしたおかげでいまだに手が動かせないよ。その時はビールに誘惑された形だけど、そんなことはやめなきゃ。「変わらなきゃいけないんだ」ピートはこの曲のソロがお気に入りみたいだよ。
カイル:ホントにぶっ飛んでたよな。レコーディング中に逆立ちしだしたりしてたし。円になってサザン・コンフォートのリッターを片手に曲作りをしたのを思い出すよ。曲の最後に行くたびに半パイント飲まなきゃいけないとかそんなことをやってた。結局もめだしたんだよな。
4.「ワン・オフ・プリテンダー」 全国警察24時、The Viewを追え!
キーレン:DJライヴをやったアバディーンで逮捕されちゃったんだよ。俺らの乗ってたバスがダンディーへの帰り道に警察に止められたんだ。んで俺とカイルが降ろされて逮捕されったってわけ。
カイル:バスの中は猿の集まりみたいだったよ。「お前ら落ち着けよ」って俺は言ってたんだけど、やつら(警察)に「お前、出ろ」って言われちゃった。
キーレン:基本的にはそのことについて歌った曲。ライヴで演奏しながら警察に嫌味も言えるからいい曲だよな。でもやめろって言われたよ。俺の仲間のジミーはマジもんの陰謀論者で警察の文句ばっかり言ってるといつか殺されるっていうんだ。この曲の最初のヴァージョンはダンディーのザ・ホワイト・ホースっていうパブでレコーディングしたんだ。その時は完全にラップ調の曲だったんだけど少し危なっかしい感じだった。だからそんなにラップ調にならないように変えたんだよ。
◆iTunes Store The View(※iTunesが開きます)
◆BMGジャパン The Viewページ
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