ジョニー・マー教授「大学でロックを学ぶのはおかしくない」
ソルフォード大学で客員教授として教鞭をとるジョニー・マーが、ロック・スターになるために大学へ通うのは少しもおかしいことではないと話した。マーは、ポピュラー・ミュージック&レコーディングの学位コースで定期的にレクチャー、ワークショップを開いている。
『The Times』紙のインタヴューで、マーはこう話した。「ある記者から“大学に通って、どうやってロック・スターになるか学ぶのはおかしいんじゃないか?”って言われたことがある。時代遅れもいいとこだよ。古臭い考えだ。彼らにとって本物のロッカーっていうのは、レザー・ジャケット着てたむろして、窓に石でも投げ込んでるべきなんだろうよ。月並みだよな。俺たちはそんなところからだいぶ進化してるだろ」
「エモーションを妨げない限り、クリエイティヴの分野で教育を受けることのどこが悪いのかわからない。もし俺が16のとき、アンプや資料が山ほどあってミュージシャンがたむろしてる建物があるって言われたら、毎日15キロ歩いてでも通っただろうよ」
ポップ・ミュージックの構成や歴史、ソング・ライティング、マネージメントなどを学ぶモダン・ミュージックの学位コースは、2000年にはUK国内に40しかなかったものの、現在では450もあるという。
数ヶ月前に行なわれたマーのレクチャーには1,000人以上の学生が訪れている。英国の大学では、入学希望者を増やすために高額な報酬を支払い著名人を客員教授に迎えるところも少なくない。しかしソルフォード大学は、マーのレクチャーは話題作りのためだけではないと話している。「ジョニーが大学の知名度を上げるのに一役買っていないといったら嘘になる。しかし違うのは、彼には報酬は払われていないということだ。ジョニーにとっては才能を育てるのが目的なんだ」
Ako Suzuki, London
『The Times』紙のインタヴューで、マーはこう話した。「ある記者から“大学に通って、どうやってロック・スターになるか学ぶのはおかしいんじゃないか?”って言われたことがある。時代遅れもいいとこだよ。古臭い考えだ。彼らにとって本物のロッカーっていうのは、レザー・ジャケット着てたむろして、窓に石でも投げ込んでるべきなんだろうよ。月並みだよな。俺たちはそんなところからだいぶ進化してるだろ」
「エモーションを妨げない限り、クリエイティヴの分野で教育を受けることのどこが悪いのかわからない。もし俺が16のとき、アンプや資料が山ほどあってミュージシャンがたむろしてる建物があるって言われたら、毎日15キロ歩いてでも通っただろうよ」
ポップ・ミュージックの構成や歴史、ソング・ライティング、マネージメントなどを学ぶモダン・ミュージックの学位コースは、2000年にはUK国内に40しかなかったものの、現在では450もあるという。
数ヶ月前に行なわれたマーのレクチャーには1,000人以上の学生が訪れている。英国の大学では、入学希望者を増やすために高額な報酬を支払い著名人を客員教授に迎えるところも少なくない。しかしソルフォード大学は、マーのレクチャーは話題作りのためだけではないと話している。「ジョニーが大学の知名度を上げるのに一役買っていないといったら嘘になる。しかし違うのは、彼には報酬は払われていないということだ。ジョニーにとっては才能を育てるのが目的なんだ」
Ako Suzuki, London