<ジャズ・ディスク大賞>でハイ・ファイヴ受賞

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スイングジャーナル主催第42回(2008年度)ジャズ・ディスク大賞の発表授賞式が1月16日東京プリンスホテルにて行なわれ、イタリアの新鋭ジャズ・バンド、ハイ・ファイヴのデビュー・アルバム『ファイヴ・フォー・ファン』が、2008年度の最優秀新人ジャズ・アルバムに贈られる<ニュー・スター賞 海外インストゥルメンタル部門>を受賞した。

ブルーノートが強力にプッシュするイタリアNo.1の実力派ジャズ・バンドだが、女性ファンを魅了するイケメン揃いであることも話題となり、『ファイヴ・フォー・ファン』がリリースされるや否や、ジャズ・シーンで大きな話題をさらっていたところだ。

2008年11月にはブルーノート東京にて初来日公演を行なった彼らだが、そこで繰り広げられた圧倒的なパフォーマンスの模様を収録したライヴ・アルバム『ライヴ・フォー・ファン』も話題となることだろう。リリースは2月18日の予定だ。

なおジャズ・ディスク大賞にて、ジャズ・アルバム発売に関する2008年度最優秀編集企画に贈られる<編集企画賞>には、ブルーノート黄金期の多くの録音を手がけた伝説のエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーによって新たにリマスターされた名盤カタログ・シリーズ「新・ブルーノートRVGコレクション」シリーズが受賞となった。アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズVol.1+3』ほか、2008年度に発売された同シリーズの全118タイトルが選出された。

この「新・ブルーノートRVGコレクション」シリーズは、2009年3月をもって全タイトルの発売が完了、ブルーノートの名盤全200タイトルの全てが勢揃いすることとなる。

ブルーノート創立70周年という記念すべき2009年、これを機に人類が残した偉大なるブルーノートのジャズ音源に触れてみてはいかが?
◆EMIミュージック・オフィシャルサイト
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