持田香織、Every Little Thingを離れてソロ活動を開始

ポスト
Every Little Thingの持田香織が本格的にソロ活動を開始。2009年1月28日に第1弾シングルをリリースすることが明らかになった。

1996年8月7日に「Feel My Heart」でデビューしたEvery Little Thing。8枚目のシングル「Time goes by」がミリオンセールスを記録し、その後の2ndアルバム『Time to Destination』が400万枚を超える大ヒットとなり一気に国民的人気ユニットとして市場を席巻した。緩やかなサウンド変遷とともに、オーガニックな作品も魅力的な、いわずと知れた日本を代表する男女混合ユニットである。

そんなEvery Little Thingのヴォーカル持田香織、以前から少しずつソロ活動を行なってはいた。たとえば、2004年には、敬愛する井上陽水のプロデュースのもと、持田香織 produced by井上陽水の名義でシングル「いつのまにか少女は」をリリース。2006年には綾瀬はるかのデビュー曲の作詞を、2007年には中島美嘉のアルバム曲の作詞を手掛けている。

さらに、ゲストヴォーカルとして、2006年におおはた雄一のアルバムへ、2007年にはDragon Ashのベストアルバムへ参加し、PVにも出演。PVといえば、2008年6月にリリースされたDREAMS COME TRUEのシングル「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」のPVに、レーベルの枠を超えて出演。アーティストのPV映像に別のアーティストが主役として出演するという画期的なコラボレーションは、日本の音楽界において史上初の出来事であった。

そんな持田から、今回のソロ活動についてコメントが届けられた。

◆ソロ活動を開始する持田香織からのコメント全文

これによると、2006年、Every Little Thingが10周年を迎えたあたりから、<いつか自分の名義で作品を残す機会があってもいいのかなという思いも生まれて>きたのだという。そして、<Every Little Thingから離れた自分が、どんな音楽を奏でて、どんな新しい出逢いに導かれるのか、それを確認してみたくなりました>と述べている。

また、<もちろんEvery Little Thingはこれからも続いていきます。>と、Every Little Thingの活動には何も変化がないことを伝えたうえで、Every Little Thingファンに対し<ちょっとだけお待ちいただけたらとお願い申し上げます。>としている。

<かなり“やる気”が芽生えているんじゃないかと思っています>と語る持田香織のソロ活動。1月発売のシングルには、本人が出演しているTVCM「佐藤製薬 BION3」で使用されている曲も収録されるとのこと。

Every Little Thingを離れたもっちーが、どんな言葉で、どんな曲を我々に聴かせてくれるか、実に楽しみだ。そして今回のソロ活動の経験と彼女に与えた影響は、きっと次のEvery Little Thingを更なる高みへ誘うひとつのキーポイントになることだろう。
◆iTunes Store Every Little Thing(※iTunesが開きます)
この記事をポスト

この記事の関連情報