ジミヘンのドラマー、ミッチ・ミッチェル、死去

ポスト
60年代、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのドラマーとして活躍したミッチ・ミッチェルが水曜日(11月12日)、オレゴン州ポートランドのホテルの一室で亡くなっているのが発見された。病死とみられるが、この後検死が行なわれる予定。61歳だった。

1997年、ロンドンのイーリングで生まれたミッチェルは、ティーンエイジャーのとき子供番組に出演することでショウ・ビジネスのキャリアをスタート。その後、セッション・ミュージシャンとしてさまざまなバンドのツアーに参加。1966年からジミヘンが亡くなる1970年まで彼と行動を共にした。ジミヘンはミッチェルと2人だけでスタジオに入り、曲をレコーディングすることも多かったという。

彼はまた、1968年にローリング・ストーンズが企画したイベント『The Rolling Stones Rock And Roll Circus』のためジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズが結成した超スーパー・バンドThe Dirty Macにも参加していた。

“フュージョン”のパイオニア的存在ともいわれるミッチェルは、5日前にジミヘンのトリビュート・ツアー<2008 Experience Hendrix Tour>をポートランドで終了したばかりだった。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報