The 5 Browns、50本の指が繰り広げる圧巻のピアノパフォーマンス
ブラウン家の5人姉弟(全員が名門ジュリアード音楽院出身)が5台のグランド・ピアノで繰り広げる、驚愕のパフォーマンスで日本の観客も魅了しているザ・ファイヴ・ブラウンズの2度目の日本ツアーが好評だ。
◆50本の指が繰り広げる圧巻のピアノパフォーマンス~写真編~
ザ・ファイヴ・ブラウンズは、2005年のCDデビュー時より、アメリカ全土を席巻。デビュー・アルバムはビルボード・クラシック・チャートで10週連続第1位。セカンド・アルバム『ラプソディ・イン・ブルー~ノー・バウンダリーズ』も同チャートで初登場第1位から始まり、21週連続第1位を記録。そして79週も25位以内にチャート・インし続ける、というクラシック・チャートでも異例の記録を残した。そして、サード・アルバムもチャート1位を記録。リリースしたアルバム3枚すべてが1位を記録し、常にチャートの上位に居続けた。9月24日には初のベスト盤も日本先行で発売されている。
9月27日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートは、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章からスタート。今回のプログラムで最後に演奏されるホルストの「惑星」とともに、ザ・ファイヴ・ブラウンズのために5台ピアノのヴァージョンに編曲されて世界に先立って初演される注目の曲。さすが初めて舞台で演奏する曲だけあって緊張感が漂うが、ピアノで演奏される違和感がなく、よく知られた曲だけに演奏が終わったときには「ブラヴォー」の声もかかる。
各曲はすべて彼らの英語で判りやすく紹介され(通訳つき)、客席の聴衆との一体感が増してゆく。前半の最後には、ベスト盤に初めて収録された'50年代のロックンロール・ピアニストのジェリー・リー・ルイスに捧げられたカーニス作曲の「スーパースター・エチュードNo.1」をグレゴリーがソロで弾き、肘や、足で鍵盤を弾きながら、「Oh! Baby」と叫ぶ(譜面に指定)と盛り上がりは最高潮に。
後半の最初には聴衆から質問コーナーからスタート、小さな子供からの質問もあり、親しみやすさがホールに広がっていく。最後のホルストの「惑星」は、5台ピアノの迫力(弦を直接ははじく特殊奏法を含む)と繊細さを生かす編曲と、初演するまでの十分な準備が感じられる素晴らしい演奏で、ブラヴォーと盛大な拍手でアンコールに突入。
終演後のサイン会も、ファンとの交流の時間を大切にしている彼らしくフレンドリーな笑顔と会話が印象的だった。日本公演後には来年5月までに33都市37回にものぼる全米ツアーが待っている。
<東京・Bunkamuraオーチャードホール 2008年9月27日>
1.ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より第1楽章
2.ラフマニノフ:ワルツ
3.ピアソラ:アルフレッド・ゴッビの肖像
4.サン=サーンス:白鳥
5.バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシーン
6.ゴットシャルク:大タランテラ
7.シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン
8.カーニス:スーパースター・エチュードNo.1
―休憩―
9.ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」よりホーム・ブルース
10.スクリアビン:詩曲「炎に向かって」
11.ミヨー:「スカラムーシュ」よりブラジリア
12.プロコフィエフ:トッカータ
13.ラフマニノフ:6手のためのワルツ&ロマンス
14.ホルスト:5台のピアノのための組曲「惑星」より火星、海王星&木星
―アンコール―
15.グリーグ:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
16.リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
<今後の日本公演>
10月7日(火)静岡 アクトシティ浜松
[問]SBSチケットセンター 054-252-5000
10月8日(水)横浜 みなとみらいホール
[問]同ホールチケットセンター 045-682-2000
10月9日(木)東京 サントリーホール
[問]オレジノート045-545-4316
10月4日(土)東京 サントリーホール
22周年記念ガラ・コンサート「響」(正装コンサート)に出演
[問]サントリーホール 03-3584-9999
◆iTunes Store ザ・ファイヴ・ブラウンズ(※iTunesが開きます)
●ザ・ファイヴ・ブラウンズ・オフィシャルサイト
◆50本の指が繰り広げる圧巻のピアノパフォーマンス~写真編~
ザ・ファイヴ・ブラウンズは、2005年のCDデビュー時より、アメリカ全土を席巻。デビュー・アルバムはビルボード・クラシック・チャートで10週連続第1位。セカンド・アルバム『ラプソディ・イン・ブルー~ノー・バウンダリーズ』も同チャートで初登場第1位から始まり、21週連続第1位を記録。そして79週も25位以内にチャート・インし続ける、というクラシック・チャートでも異例の記録を残した。そして、サード・アルバムもチャート1位を記録。リリースしたアルバム3枚すべてが1位を記録し、常にチャートの上位に居続けた。9月24日には初のベスト盤も日本先行で発売されている。
9月27日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートは、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章からスタート。今回のプログラムで最後に演奏されるホルストの「惑星」とともに、ザ・ファイヴ・ブラウンズのために5台ピアノのヴァージョンに編曲されて世界に先立って初演される注目の曲。さすが初めて舞台で演奏する曲だけあって緊張感が漂うが、ピアノで演奏される違和感がなく、よく知られた曲だけに演奏が終わったときには「ブラヴォー」の声もかかる。
各曲はすべて彼らの英語で判りやすく紹介され(通訳つき)、客席の聴衆との一体感が増してゆく。前半の最後には、ベスト盤に初めて収録された'50年代のロックンロール・ピアニストのジェリー・リー・ルイスに捧げられたカーニス作曲の「スーパースター・エチュードNo.1」をグレゴリーがソロで弾き、肘や、足で鍵盤を弾きながら、「Oh! Baby」と叫ぶ(譜面に指定)と盛り上がりは最高潮に。
後半の最初には聴衆から質問コーナーからスタート、小さな子供からの質問もあり、親しみやすさがホールに広がっていく。最後のホルストの「惑星」は、5台ピアノの迫力(弦を直接ははじく特殊奏法を含む)と繊細さを生かす編曲と、初演するまでの十分な準備が感じられる素晴らしい演奏で、ブラヴォーと盛大な拍手でアンコールに突入。
終演後のサイン会も、ファンとの交流の時間を大切にしている彼らしくフレンドリーな笑顔と会話が印象的だった。日本公演後には来年5月までに33都市37回にものぼる全米ツアーが待っている。
<東京・Bunkamuraオーチャードホール 2008年9月27日>
1.ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より第1楽章
2.ラフマニノフ:ワルツ
3.ピアソラ:アルフレッド・ゴッビの肖像
4.サン=サーンス:白鳥
5.バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシーン
6.ゴットシャルク:大タランテラ
7.シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン
8.カーニス:スーパースター・エチュードNo.1
―休憩―
9.ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」よりホーム・ブルース
10.スクリアビン:詩曲「炎に向かって」
11.ミヨー:「スカラムーシュ」よりブラジリア
12.プロコフィエフ:トッカータ
13.ラフマニノフ:6手のためのワルツ&ロマンス
14.ホルスト:5台のピアノのための組曲「惑星」より火星、海王星&木星
―アンコール―
15.グリーグ:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
16.リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
<今後の日本公演>
10月7日(火)静岡 アクトシティ浜松
[問]SBSチケットセンター 054-252-5000
10月8日(水)横浜 みなとみらいホール
[問]同ホールチケットセンター 045-682-2000
10月9日(木)東京 サントリーホール
[問]オレジノート045-545-4316
10月4日(土)東京 サントリーホール
22周年記念ガラ・コンサート「響」(正装コンサート)に出演
[問]サントリーホール 03-3584-9999
◆iTunes Store ザ・ファイヴ・ブラウンズ(※iTunesが開きます)
●ザ・ファイヴ・ブラウンズ・オフィシャルサイト