アークティック・モンキーズ、さらなるサイド・プロジェクト

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レヴァランド・アンド・ザ・メイカーズのフロントマン、ジョン・マクルーアがアークティック・モンキーズのドラマー、マット・ヘルダースやベイビー・シャンブルズのドリュー・マコーネル(B)と結成したサイド・プロジェクトMongrelのデビュー・アルバム『Better Than Heavy』が完成した。ラッパーLowkeyをフィーチャーした、ダブ/ヒップホップ色の濃いサウンドだという。

バンドには、2006年にアークティック・モンキーズを脱退したアンディ・ニコルソン(B)も参加している。マクルーアは「アンディが音楽の世界に戻ってきてくれて、よかった」とBBCに話している。「彼は素晴らしいミュージシャンだよ。これまで(アークティック・モンキーズ)とは違うタイプかもしれないが、彼の好きな音楽だ。それに彼とヘルダースがまた一緒にプレイするのを見るのもいいもんだ」

曲ではイラク戦争やアフガニスタンの紛争について触れているそうだ。マクルーアは「最近にはない闘争的な歌詞だ。いまのブリティッシュ・ミュージックは、あくびが出るほど退屈だ。ギター、首にひっかけてるミドル・クラスのインディ・ボーイズにはない、偉大なブリティッシュ・ミュージックを反映させるときがきたって思ったんだ」と話している。

アルバム『Better Than Heavy』は10月27日にリリース予定(英国発売)。Mongrelはすでに来月、シェフィールド(16日)、ロンドン(17日ハックニー・エンパイア)でのコンサート日程を発表している。
◆iTunes Store アークティック・モンキーズ(※iTunesが開きます)

Ako Suzuki, London
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