アポカリプティカ、クレイ・アニメで布袋寅泰と共演

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▲それぞれ自分のフィギュアを手に持つアポカリプティカのメンバー。右端ビデオ監督バーロフ氏が手に持っているのが布袋寅泰のフィギュア。
▲クレイ布袋が弾いていた全長15cmの布袋モデルのギター。
最新作『ワールズ・コライド』に収録されている「Grace」で、布袋寅泰をゲストに迎えたアポカリプティカだが、アルバム発売から約1年を経て、遂にこの曲のビデオが誕生した。

実際のところ多忙のため共演がまだ果たせていない両アーティストだが、このビデオの中ではバーチャル共演を果たしている。…というのもこのビデオ、クレイ・アニメーションで制作されたのだ。

クレイ・アニメ…要するにピングー(参照:Eskimo Disco「7-11」PV映像)やガンビーなどと同様、粘土で作られたフィギュアを1コマずつ撮影し、それをつなげて動きを見せていくという気の遠くなるような作業を要するものだが、「Grace」のビデオ制作に使った粘土はなんと300kg。ロシアのサンクトペテルブルグで作られた特注品だったという。

フィギュア作りから撮影終了までで通算4,624時間を要したこの作品、布袋寅泰のフィギュアは約31cm、実物の1/6のスケールのもの。飛行船に乗って宇宙を旅しているアポカリプティカと布袋氏が悪に支配された地球に降り立ち、正義のために戦うストーリーで、悪を成敗した彼らは飛行船の上でライヴを行い、地球を後にし、次の星を目指すというものだ。ビデオの中でも布袋寅泰は演奏シーンのほか、決闘シーンなども演じ「キル・ビル」さながらの臨場感を醸し出している。

現在、ほんのさわりだが、オフィシャルサイトでも動画の一部を公開しているので、是非チェックを。なお、アポカリプティカは、ラウドパーク08初参戦決定を祝して、「Grace feat. Hotei」のビデオを初収録したDVD付限定盤『ワールズ・コライド - 来日記念盤DVD付デラックス・エディション』を9月24日にリリースする。

◆iTunes Store アポカリプティカ(※iTunesが開きます)icon
◆アポカリプティカ・オフィシャルサイト
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