レディオヘッド、パラニューク映画のサントラ?

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レディオヘッドがチャック・パラニューク原作の映画『Choke』のため新曲を書き下ろしたとのニュースが流れたが、バンドのスポークスマンによると『In Rainbows』の1曲「Reckoner」を提供しただけだそうだ。レディオヘッド関与の話は、パラニューク本人の口から明かされたが、彼の勘違いだったのか事実ではないのかもしれない。

BBC 6ミュージックの番組に出演したパラニュークは、こう話していた。「クラーク・グレッグ(『Choke』の監督)は、僕が『Choke』を書いてるとき(レディオヘッドのデビュー・アルバム)『Pablo Honey』「Creep」を繰り返し繰り返し聴き続けていたのを知ってた。だからクラークは、レディオヘッドに映画の最後、クレジットに流れる曲を書いてもらうことにしたんだ。レディオヘッドは映画をとても気に入ってくれたらしい。曲を作ってくれたよ。レディオヘッドの音楽がついた『Choke』になった」パラニュークはこれを「信じられないことだ!」と喜んでいた。

しかしながら、レディオヘッドのスポークスマンはこのニュースが流れた翌日、バンドは「Reckoner」1曲を提供しただけで「『Choke』のためにオリジナルのトラックを作ったとは聞いていない」とのコメントを発表した。

パラニュークは、エドワード・ノートン、ブラッド・ピットが出演しヒットした映画『Fight Club』の原作者。ホラーの要素も含まれたダークな作風でカルト的な人気を誇っている。映画『Choke』は、『The Green Mile』や『Charlie's Angels』のサム・ロックウェルが主演。この秋、公開される。

パラニューク、スポークスマン、どちらの言葉が正しいのかは、間もなく判明するはず。実現しなかったが、『Fight Club』制作時もレディオヘッドに音楽を依頼しようとの話があったそうだ。

Ako Suzuki, London
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