ザ・トルバドールズ、要注目新人UKバンドのライヴに熱狂

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UK・リヴァプール出身の4人組、ザ・トルバドールズが、<サマーソニック08>に続いて、8月12日、ザ・フラテリスとともに渋谷O-EASTにてライヴを敢行した。

●ザ・トルバドールズ・ライヴ写真

メンバー全員20代前半という彼らが奏でる音楽は、まるで、ビートルズ、スタイルカウンシル~ペイル・ファウンテインズやシャックといったネオアコ、そして、THE LA'Sやストーン・ローゼスというエヴァーグリーンな「UK美メロの歴史」を時間旅行するような、瑞々しくて色あせなくて胸がちょっとキュンとするような、そんなタイムレスな魅力を放っており、この日のライヴでも瑞々しいサウンドとノスタルジーを引き起こすメロディとコーラスにオーディエンスもノリノリ。

9月24日発売のデビューアルバム『ザ・トルバドールズ』からのリードトラック「ギミ・ラヴ」「(アイム・ノット)スーパーステイシャス」などを披露。アルバムの充実ぶりをオーディエンスにアピールし、終演後、現在発売中のEP音源が即完売する好評ぶりとなった。

御大ポール・ウェラーも激賞、そして伝説のプロデューサー、ジョン・レッキーをして「このソングライティングセンスは10年に1度の逸材」と言わしめる期待の新人バンド。“ビート”に傾倒しがちで画一的になりつつある昨今のUKロックシーンの中にいて、改めて“メロディ”が及ぼす音楽の力を信じ、自らをトルバドール(吟遊詩人)と称する。11月にはブリティッシュ・アンセムズで再来日が決定しており、今から目を離せない。

<ザ・トルバドールズ・ライヴ@Shibuya O-EAST>
1.HERE COMES THE TIDE
2.STILL WATERS
3.GIMME LOVE
4.DEEP DEVOTION
5.(I'm not)Superstatious
6.Surrender
7.God Given Grace
8.All The Kings Men

撮影:Kentaro Kanbe

●BMG Japanオフィシャルサイト
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