カール「リバティーンズの再結成はあり得る」

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元リバティーンズ/現ダーティ・プリティ・シングスのカール・バラーは、リバティーンズの再結成に門戸を閉ざしているわけではない。リバティーンズを「やりかけ」と考えている彼は、いずれ片をつけたいと考えているようだ。

カールは、リバティーンズの再結成について問われたBBCのインタヴューでこう話した。「俺は、この先、何かやるってことにオープンでいるよ。やりかけの仕事は終わらせないと……。完了するまでね。差し迫った状況ではないけどさ」

彼の言葉通り、いますぐ何かができるというわけではなさそうだ。ダーティ・プリティ・シングスの2ndアルバム『Romance St Short Notice』をリリースしたばかりのカールはこの先ツアーに忙しくなるだけでなく、他のアーティストとも積極的にコラボしている。
現行のプロジェクトは2つ。1つはシャーラタンズのティム・バージェスやクラクソンズのメンバーと結成したザ・チャヴズだ。彼らはデビュー・アルバムを制作中だといわれている。「自分らのバンドではできない、ダークなものになりそうだ。インスピレーションのスタート地点はPiLの後期のアルバムだ。それぞれがアイディアを持ち寄って、それがどう発展するかってことだ。全く変わってしまう可能性もある。でも、ザ・チャヴズはもう、それほどおバカじゃないよ」

そしてもう1つ、カールはレヴァランド・アンド・ザ・メイカーズのジョン・マクルーアともコラボ中だという。「ちょっとしたダブ・レコードを作ってるんだ。どうなるんだろうね。よくなければ、お蔵入りだ。俺たち2人とも、やってみたいって思ってるだけだから」

ダーティ・プリティ・シングスはこの後、レディング/リーズ・フェスティヴァルに出演。10月にはUKツアーを行なう。

Ako Suzuki, London
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