世界で最も有名なドラム・スキン、1億円で落札

ポスト
ビートルズの『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band』のアルバム・カヴァーで使用された世界で最も有名なドラム・スキン(バスドラのヘッド)が、オークションに出品され54万1,250ポンド(約1億1,200万円)で落札された。当初、15万ポンドほどで売れるのではないかと思われていたが、実際はその4倍近い高値をつけた。

◆『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band』ジャケット写真

また、ジョン・レノンの「Give Peace A Chance」の手書きのリリックも、30万ポンドという予想を大きく上回った42万1,250ポンド(約8,700万円)で落札されたという。このリリックは、'69年にレノンとヨーコ・オノがモントリオールで行なった“ベッド・イン”でコメディ・ライターのゲイル・レナードに手渡されたものだという。レノン関連のメモラビリアではこのほか、シングル「Mind Games」のジャケットで彼がかけていたメガネが3万9,650ポンド(約800万円)で売れたという。

ロンドンのオークション・ハウス、クリスティーズで開かれたロック・メモラビリア・オークションには、'68年のウォバーン・フェスティヴァルで録音されたジミ・ヘンドリックスのパフォーマンス(4万8,050ポンド/約1,000万円)、ヘンドリックスがコンサートで使用していたアンプ(2万5,000ポンド/約520万円)、彼のズボン(2万ポンド/約420万円)、ピート・タウンゼントの'67年度製造のギブソン・ギター(3万2,450ポンド/約680万円)が落札されている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報