テネイシャスDで、あなたのメタボ腹が活かされる?

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7月26日(土)より全国公開となる映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』。まれに見るほどのおバカ具合は、全世界のロックファンの腰をワナワナと砕けさせ、子供に見せたくないおバカなロック映画No.1の勲章は、我々ロック・オーディエンスを極楽浄土へ誘ってくれるエンターテイメントだ。むせび泣くぞ。

◆見るだけで脱力するぞ、映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』予告編
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000021622

そんな映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』だが、日本における宣伝スタッフも、いい具合におばかさんで、またファンキーなキャンペーンをおっぱじめた。

その名も『日本国民総広告化キャンペーン』。

名前だけ聞くととりわけ変ではないが、要は日本国民全てを“広告”にしてしまおうというもの。テレビCM、新聞広告、WEBバナー広告、電車の中吊り広告など、これまで見慣れたマスメディア広告とは対極の、自分自身も“広告”になれるということを気付かせてくれるキャンペーン…と豪語している。

分かりやすく言ってしまおう。すっかりと髪の毛を失った自分の頭部だとか、メタボのおなかだとか、そこに“テネイシャスD”と書きます!…でもOKということだ。家の壁にでかいポスター貼ります! イタ車よろしく自分の車にでかでかとテネイシャスDを描きますもグーだ。

案が採用された方には、映画のチケットペアが送られてくる。

どうだ。燃えるだろう? 参加方法は簡単。自分が“広告”として売れるものを、自分のまわりから見つけ出し、住所・名前・連絡先・広告方法をメールで送れば良いだけ(メールアドレス:tenaciousd_koukoku@yahoo.co.jp)。そのメールを映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』の宣伝プロデューサーが全てチェックし、「広告として優秀である」と評価すれば、広告を掲出・掲載するための素材(写真やポスターやチラシなど)が送られてくるようだ。同時に報酬として劇場鑑賞券(2枚)が支払われる。おぅ、クール!

広告として“優秀である”基準は、多くの人に情報を伝達できることが基本ではあるものの、手法がユニークであれば宣伝プロデューサーの心を動かす可能性が高いらしい。あまりにも優秀だった場合は映画業界にヘッドハンティングされちゃうのか?

おバカ指数をぐいっと上げて、是非参加していただきたい。
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