狂喜!フォックスボロ・ホットタブスついに作品発売
狂喜だ!フォックスボロ・ホットタブスのアルバムが発売されるという!まってたぜ!
2007年12月のことだった。突如として、フォックスボロ・ホットタブスなる無名の新人バンドのホームページが立ち上がった。多くのバンド同様、彼らは自分達の楽曲を公開し、フリー・ダウンロードまでできるようにしていた。しかし、他のバンドと決定的に違っていたポイントがひとつ。そのサウンドとヴォーカリストの声は、どこからどう聴いてもまるでグリーン・デイ。つーか、まさしくグリーン・デイ。つーか、要はグリーン・デイ。世界中にフォックスボロ・ホットタブスのウェブ・サイトが知れ渡るのに時間はかからなかった。
そのリアクションに驚いたかのようにフリー・ダウンロードできた6曲のうち、5曲のファイルはすぐに除去され、シングルとされた「Mother Mary」のファイルだけが残った。フリー・ダウンロードという形態のみでその曲「Mother Mary」はあっという間にビルボード誌のモダン・ロック・チャートで16位まで上昇し、スマッシュ・ヒットを記録。気がつけばフリー・ダウンロードは終了していた。
そんなニュースが世界を駆け巡る最中、バンド名がメンバーの生まれ育ったサンフランシスコのベイエリア:ロデオの近くにある高級住宅地の名前”Foxboro”に因んだものであるという事以外、フォックスボロ・ホットタブスの素性はまったく明らかにされなかった。そんな状況下、いきなりのアルバム『Stop Drop And Roll』の完成ニュースである。元々は、Jingle Town Recordsというインディー・レーベルからの発売とされていたこのアルバムだが、ふたを開けばグリーン・デイと同じ、Reprise Recordsからワールドワイドで発売されることになっているのだ。ちなみに国内盤は6月25日。輸入盤は5月20日のリリースだ。
現状、フォックスボロ・ホットタブスのアーティスト写真も入手できていない。彼らがグリーン・デイであるという正式なアナウンスは入手できていない。しかしながらアルバム1曲目の「Stop Drop And Roll」のイントロのドラミングは完璧にトレ・クールのタム回し。ヴォーカルはといえば、ビリー・ジョー以外の何者でもない。ソウルフルなガレージ・ロック・サウンドはグリーン・デイのルーツでもあるキンクスやトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズなどの60年代パブロックやロカビリーを連想させ、ポップなパンクのルーツを聴くことすらできるサウンドだ。
MTV Newsにフォックスボロ・ホットタブスから届いたEメールによると、バンドメンバーは、全部で5人メンバーのバンドであるという。メンバーの名前は、Jason White、Jason Freese、Mike Pritchard、Frank Edwin WrightIII、Reverend Strychnine Twitch(ストリキニーネ・トゥウィッチ牧師?)。ちなみに、この5人のメンバーの内、2人の名前はマイク・ダーントとトレ・クールの本名であり、別の2人はグリーン・デイのレコーディング&ツアー・メンバーと同姓同名。
何でも彼らは深夜に何度か軽い気持ちでジャム・セッションをしているうちに、つい勢いで8トラックでのレコーディングをするに至ったとのことで、“グリーン・デイを前座にライヴも演りたい”と大口を叩いている、いかれたバンドなのだ。
今思えば、2007年の秋ごろにグリーン・デイが新作の制作に煮詰まっているという情報もあった。リフレッシュ目的に、肩の力を抜いて制作したものではないかと噂される当作品、だからといって手抜き作品のはずもなく、こういう変化球作品を投げてくる奴らのクリエイティビティにも賞賛の拍手を贈りたい気分だ。
全世界で1,200万枚を売り、グラミー賞にも輝いたアルバム『アメリカン・イディオット』に続く作品となれば、誰も想像できないあらゆるプレッシャーに襲われるのも当然だ。だが、グリーン・デイは現在、ニュー・アルバムの制作を再びスタートしたとの噂である。
期待してるぜ、グリーン・デイ!(…とフォックスボロ・ホットタブスもな!)
フォックスボロ・ホットタブス
『ストップ・ドロップ・アンド・ロール』
WPCR-12939 \2,580(税込)
6/25 in stores (輸入盤:5/20 in stores)
※着うたフル:5/21よりスタート
1.ストップ・ドロップ・アンド・ロール
2.マザー・メアリー
3.ルビー・ルーム
4.レッド・タイド
5.ブロードウェイ
6.シーズ・ア・セイント・ノット・ア・セレブリティ
7.サリー
8.アリゲーター
9.ザ・ペデストリアン
10.27THアヴェニュー・シャッフル
11.ダーク・サイド・オブ・ナイト
12.ピーシズ・オブ・トゥルース
2007年12月のことだった。突如として、フォックスボロ・ホットタブスなる無名の新人バンドのホームページが立ち上がった。多くのバンド同様、彼らは自分達の楽曲を公開し、フリー・ダウンロードまでできるようにしていた。しかし、他のバンドと決定的に違っていたポイントがひとつ。そのサウンドとヴォーカリストの声は、どこからどう聴いてもまるでグリーン・デイ。つーか、まさしくグリーン・デイ。つーか、要はグリーン・デイ。世界中にフォックスボロ・ホットタブスのウェブ・サイトが知れ渡るのに時間はかからなかった。
▲これはグリーン・デイ。フォックスボロ・ホットタブスではありません。 |
そんなニュースが世界を駆け巡る最中、バンド名がメンバーの生まれ育ったサンフランシスコのベイエリア:ロデオの近くにある高級住宅地の名前”Foxboro”に因んだものであるという事以外、フォックスボロ・ホットタブスの素性はまったく明らかにされなかった。そんな状況下、いきなりのアルバム『Stop Drop And Roll』の完成ニュースである。元々は、Jingle Town Recordsというインディー・レーベルからの発売とされていたこのアルバムだが、ふたを開けばグリーン・デイと同じ、Reprise Recordsからワールドワイドで発売されることになっているのだ。ちなみに国内盤は6月25日。輸入盤は5月20日のリリースだ。
現状、フォックスボロ・ホットタブスのアーティスト写真も入手できていない。彼らがグリーン・デイであるという正式なアナウンスは入手できていない。しかしながらアルバム1曲目の「Stop Drop And Roll」のイントロのドラミングは完璧にトレ・クールのタム回し。ヴォーカルはといえば、ビリー・ジョー以外の何者でもない。ソウルフルなガレージ・ロック・サウンドはグリーン・デイのルーツでもあるキンクスやトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズなどの60年代パブロックやロカビリーを連想させ、ポップなパンクのルーツを聴くことすらできるサウンドだ。
MTV Newsにフォックスボロ・ホットタブスから届いたEメールによると、バンドメンバーは、全部で5人メンバーのバンドであるという。メンバーの名前は、Jason White、Jason Freese、Mike Pritchard、Frank Edwin WrightIII、Reverend Strychnine Twitch(ストリキニーネ・トゥウィッチ牧師?)。ちなみに、この5人のメンバーの内、2人の名前はマイク・ダーントとトレ・クールの本名であり、別の2人はグリーン・デイのレコーディング&ツアー・メンバーと同姓同名。
何でも彼らは深夜に何度か軽い気持ちでジャム・セッションをしているうちに、つい勢いで8トラックでのレコーディングをするに至ったとのことで、“グリーン・デイを前座にライヴも演りたい”と大口を叩いている、いかれたバンドなのだ。
今思えば、2007年の秋ごろにグリーン・デイが新作の制作に煮詰まっているという情報もあった。リフレッシュ目的に、肩の力を抜いて制作したものではないかと噂される当作品、だからといって手抜き作品のはずもなく、こういう変化球作品を投げてくる奴らのクリエイティビティにも賞賛の拍手を贈りたい気分だ。
全世界で1,200万枚を売り、グラミー賞にも輝いたアルバム『アメリカン・イディオット』に続く作品となれば、誰も想像できないあらゆるプレッシャーに襲われるのも当然だ。だが、グリーン・デイは現在、ニュー・アルバムの制作を再びスタートしたとの噂である。
期待してるぜ、グリーン・デイ!(…とフォックスボロ・ホットタブスもな!)
フォックスボロ・ホットタブス
『ストップ・ドロップ・アンド・ロール』
WPCR-12939 \2,580(税込)
6/25 in stores (輸入盤:5/20 in stores)
※着うたフル:5/21よりスタート
1.ストップ・ドロップ・アンド・ロール
2.マザー・メアリー
3.ルビー・ルーム
4.レッド・タイド
5.ブロードウェイ
6.シーズ・ア・セイント・ノット・ア・セレブリティ
7.サリー
8.アリゲーター
9.ザ・ペデストリアン
10.27THアヴェニュー・シャッフル
11.ダーク・サイド・オブ・ナイト
12.ピーシズ・オブ・トゥルース
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