LITTLE、奇跡のバースデイライヴでキック復活?

ポスト
2008年5月7日、自身の誕生日であると同時に約3年ぶりとなるニュー・アルバム『“YES”rhyme-dentity』の発売日でもあるこの日、LITTLEのライヴ・イベントが行なわれた。

▲大きな写真はこちらをクリック
『“YES”rhyme-dentity』に参加したゲスト・アーティストが全員集合するという、豪勢なステージは、充実の満足感をオーディエンスに与えるすばらしい一夜となった。

オープニングはLITTLE、HOME MADE家族のMICRO、トリカブトのSMALLEST、そして175RのSHOGOからなる、話題を呼んだユニット“SHORTYS”の「Gradation」。スタートからライヴを華やかに彩っていく。4曲目には新しいプロモーション・ビデオでも話題のアルバム冒頭のトラック「KARMA」で横須賀出身のアーティスト、BIG RONが登場し会場を更に盛り上げ、7曲目の「足跡の中を旅してる」ではCUEZERO(BY PHAR THE DOPPEST)、童子-T、Mummy-D(RHYMESTER/マボロシ)がベテランMCならではの男臭さを際立たせるRAPで満員の観客を魅了。

続く「FREE STYLE男女」ではCOMA-CHIと共に大人の掛け合いをみせ、「Very Special」では安室奈美恵などのプロデュースで有名なNao'ymtがピアノで参加。レゲエ・シンガーのMetisとの「楽」では会場全体がハッピーにロックし、また「Sing Sing Sing」では、コーラス隊、DJ、MC、そしてDANCER4名とにぎやかに騒ぎ、観客を踊り楽しめた。

LITTLEならではの「高速RAP」や10年前に初めて書いたリリックのデビュー曲のパフォーマンスもあり、今年10周年の集大成的なイベント・ライヴともなった。

そして、アンコールでは、何と突然盟友のKREVA,MCUの2人が特大の花束を持ってステージに登場するという最大級のサプライズ。KICK THE CAN CREW活動休止以来、3ショットがステージ上で実現したのは実に4年振りのことだ。会場に集まった多くのファンが目に涙を浮かべ、割れんばかりの大歓声だ。

その後、共演者が特大のバースデーケーキとともに登場。総勢14名の出演者と会場全員でバースデーソングを大合唱しLITTLEへプレゼント。アルバム参加アーティスト全員がライヴに登場すること自体がまさしく奇跡的な出来事でもあり、全ての世代からリスペクトをされてきたLITTLEならではのスペシャルなライヴとなった。

LITTLEは、アルバム 『“YES”rhyme-dentity』を引っさげ、全国クラブイベント、夏フェス、そして9月には福岡を皮切りに全国ツアーをスタートさせる。

MySpace Presents
<LITTLE 10th ANNIVERSARY YEAR!! Release & Birthday LIVE「YES!!」>
2008年5月7日(水) @恵比寿LIQUIDROOM

M1.Gradation(MICRO,SMALLEST,SHOGO)
M2.Mr.COMPACT
M3.ワンマンショウ
M4.KARMA(BIGRON)
M5.MC~殺人マイクを持つ男
M6.RAPが好き
M7.足跡の中を旅してる(CUEZERO,童子-T,Mummy-D)
M8.FREE STYLE男女(COMA-CHI)
M9.恋のクロスフェーダー
M10.I love miss microphone
M11.Very Special
M12.楽(Metis)
M13.いいの
M14.不純異性交遊
M15.Sing Sing Sing
M16.メドレー はつ恋の~聖者~I SING,I SAY
M17.Stand by me
M18.彼方
M19.LIFELINE BABY
EN1.夢のせい
EN2.Yes!!‾a raison d' tre
この記事をポスト

この記事の関連情報