『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』プレミア上映

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2008年3月31日(月)早朝(日本時間)、アカデミー賞監督マーティン・スコセッシによるザ・ローリング・ストーンズのライヴ・ドキュメンタリー映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』のプレミア上映が行なわれた。


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ニューヨークのZiegfeld Theaterに満席の観客を集め、なんと通常の3倍という約120mもの長さのレッドカーペットが敷かれ60台以上のTVカメラと120台ものスチールカメラが並ぶという、まさしく類を見ない規模。監督やメンバーのほか、ジェニファー・ロペス、ミシェル・ヨー、ジェリー・ブラッカイマー他セレブも登場し、レオナルド・ディカプリオも駆けつけるなど華やかな夜が繰り広げられた。ちなみにレオさまは、混乱を避けるためにレッドカーペットは歩かず。

上映前にはPALACE HOTELで200名以上の報道陣、17台のテレビカメラが集まる中、スコセッシ監督とザ・ローリング・ストーンズのメンバーが登壇しての記者会見も行なわれた。

──この映画は何故、NYのビーコンシアターで撮ろうと思ったのですか?

スコセッシ監督:ビーコンシアターという小さいステージで撮った方がメンバーと一緒にどうやって作り上げたかという親密感が見せられるからです。

ミック:ライヴの観客だけでなく映画の観客にも見せるとなると、会場は小さいほうがいい。

キース:ビーコンは特別な場所。2日間かけて撮影したことでよりよく伝えられていると思う。

──なんでマーティン・スコセッシを監督に選んだのでしょうか?

ミック:最高だから。

キース:僕たちが選んだんじゃなくてマーティンが僕たちを選んだのさ。

──ストーンズの曲の中でどの曲が一番好きですか?

スコセッシ監督:選べないよ。全コンサートが一曲の歌みたいなものだから。

──何故この映画はこんなにうまく仕上がったのでしょうか?

ミック:(冗談めかして)それは(監督が)演技指導をつけたからさ(笑)。

──日本のファンへひとことを。

ミック:(日本の公開が冬と知っていて)12月に日本のファンに見てもらうのを楽しみにしているよ。

ロニー・ウッド:呼んでくれたら日本に行くよ。

キース・リチャーズ:(日本の公開が冬と聞き)長い道のりだね、いつでも日本に行くよ。

スコセッシ監督:(この映画はたくさんのカメラを駆使してライヴを撮影しているから)ただライヴを観るのとは違うこの映画ならではの楽しみ方ができるよ。

『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(原題『SHINE A LIGHT』)は、この冬日本で公開される。

監督:マーティン・スコセッシ 『ディパーテッド』(第79回アカデミー賞作品賞・監督賞受賞)
製作総指揮・出演: ザ・ローリング・ストーンズ(ミック・ジャガー/キース・リチャーズ/ロニー・ウッド/チャーリー・ワッツ)
配給:東北新社
宣伝:メゾン
2008年冬、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国にてロードショー
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