米マガジン、聴いていないアルバムを酷評し謝罪

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アメリカの『Maxim』マガジンが最新号でブラック・クロウズのニュー・アルバム『Warpaint』に対し2.5星(最高5つ星)との評価を下したが、ライターはアルバム全体を聴いて判断したわけではなかったそうだ。マガジンはバンド側から抗議され、謝罪文を発表した。

ブラック・クロウズによると、レビューが書かれた時点ではニュー・アルバムのサンプル盤は出来上がっておらず、ライターは1曲(シングル「Goodbye Daughters Of The Revolution」)しか聴いていなかったはずだという。彼らはオフィシャル・サイト(blackcrowes.com)でこう非難している。「信じられないことに、『Maxim』のライターや編集者はアルバムをフルで聴いてもいないにも関わらず2.5星との評価を下した。同誌に説明を求めたところ、“経験に基づいたプレビュー”だとぬかしやがった。はあ?」

『Maxim』マガジンはその後、正式な謝罪文を発表。「『Maxim』には、全トラックを聴いた上でのみアルバムに評価を下すという編集ポリシーがあります。残念ながら、'08年3月号ではそれが守られていませんでした。読者のみなさまに謝罪します」と、バンドの言い分を認めた。

ブラック・クロウズのおよそ7年ぶりとなる新作『Warpaint』は、3月4日(日本盤5日)にリリースされる。

Ako Suzuki, London
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