ピート、300万円でプライベート・ギグ

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富豪や実業家が大金を払い、好きなミュージシャンにプライベート・ギグを開いてもらうことがあるが、富豪のお気に入りリストにベイビー・シャンブルズのピート・ドハーティが仲間入りした。

ミュージシャンに支払われた謝礼は、ジョージ・マイケル50万ポンド(約1億円)、カイリー・ミノーグ50万ポンド(約1億円)、クリスティーナ・アギレラ3曲で120万ポンド(約2億4,000万円)と高額が噂される中、ピートへの報酬はお手ごろだったようだ。『Daily Mail』紙によると、彼は1万5,000ポンド(約310万円)を手にしたという。

同紙によると、ピートは土曜日(2月16日)早朝、アメリカの実業家のためにウィルトシャー州で借りている彼の家の一室でプライベート・パフォーマンスを行なったという。この実業家と奥さんは、ピートのパフォーマンスを見るためだけにアメリカから渡英したらしい。

たとえ自宅で行なわれようが、ピートのこと、アクシデントはつきもの。ギグが予定されていた午後9時には、飲みすぎたのか立っていることもままならい状態だったという。実業家は文句も言わず辛抱強く待ったそうで、結局パフォーマンスは6時間遅れの午前3時過ぎにスタートしたそうだ。

その後1時間ほどのアコースティック・パフォーマンスを行なったというピートは、同紙にこう話している。「ギグはすごく上手く行ったよ。新曲もやってみた。彼らは熱狂的なファンだった。古いものから誰も聴いたことのない曲まで、なにやっても楽しんでた。ちょっとした小遣い稼ぎさ」

ただのプライベート・ギグというだけでなく、ピートの自宅に滞在でき、新曲まで聴けるのなら、300万円は安いのか?

ピートは4月、これまでで最大規模となるソロ・コンサートをロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開くが、NME.COMによると5,000枚のチケットは発売後20分以内に売り切れたという。

Ako Suzuki, London
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