エイミー・ワインハウス、日本でも驚異の再加速
2008年2月10日ロサンゼルスのStaples Centerで開催された、アメリカ最大の音楽賞<第50回グラミー賞>の授賞式で、主要3部門を含む最多5部門で受賞したエイミー・ワインハウス。ご存知の通り、最終的に彼女はロンドンから衛星生中継で授賞式に参加した。
当時、ロンドンは朝4時。グラミー賞としては異例の衛星生中継を敢行したわけだが、そこでのエイミーのパフォーマンスは…、やはり、心技体、全てがパーフェクトだった。
横綱相撲とも言える圧倒的で貫禄のパフォーマンス、顔には生気がみなぎり、目力も復活、声も張りがあり、数日前までリハビリ施設に居たというのが信じられないくらいの充実ぶりであった。
まず1曲目はグラミー賞関係者へのメッセージかと思われる「ユー・ノウ・アイム・ノー・グッド(私が良い子じゃないのは分かってるわよね)」とごあいさつ。曲の途中で“My Blake”と夫の名前を一度叫んでいるのに気付いただろうか?
そして、世界的ヒットとなった「リハブ」のパフォーマンス。ここでもエイミーは拘置所に拘留されている夫にメッセージを送っている。エイミーのことを思い最低の旦那と別れるよう助言を受ける中、「I'd rather be at home with Ray,(家でレイ・チャールズを聴いてた方がずっとまし)」→「I'd rather be at home with Blake,(夫=ブレイクと家にいた方がずっとまし)」、I'm gonna, I'm gonna loose my baby,(私の愛しい人をきっと たぶん失ってしまうから)」→「I'll never never lose my baby,(私は私の愛しい人(夫)を絶対、絶対失ったりしないわ)」と歌詞を変えて歌唱。誰もが感動し、エイミーの実力を再認識させるもので、これでグラミー賞複数獲得に異論を挟む者など現れるはずもないと強く確信させられるパフォーマンスとなった。
主要部門の“Record Of The Year”受賞の際には再びロンドンと回線が結ばれたが、当初エイミーは驚いた様子で立ちつくすばかり。その直後、バンドのメンバーやコーラス隊から抱きしめられ、祝福されると、観客から「エイミー! エイミー!」とコールされる中、次のような受賞コメントを述べた。
「みなさん、ありがとう。私の両親にも。この賞は、(夫の)Blakeのものよ。そして、ロンドンに捧げるわ。カムデン・タウンが焼け落ちてしまったんだから」。
この衛星生中継の後、エイミーは、入院中のリハビリ施設に戻っていった。
ちなみに、今回の<グラミー賞>では、エイミーのプロデューサーとして知られるマーク・ロンソンも、“Producer Of The Year, Non-Classical”部門で受賞。授賞式に出席した彼は、「エイミーがここに居たら良かったと思うよ。僕達がこのアルバム…、この旅路を共に歩んできたという事実を考えると、これはその頂上だ。音楽界における、最も重要な夜だからね」と語った。
さらにカニエ・ウェストの“Best Rap Album”受賞時、ステージ上でトロフィを手にしたカニエが、「エイミー・ワインハウスとプロデューサーのマーク・ロンソンが“Album Of The Year”を受賞すべきだ。俺もね」とのコメントを述べていたのも印象的であった。
<グラミー賞>旋風が吹き荒れた世界中の音楽界、ここ日本でもエイミー・ワインハウスのアルバム『バック・トゥ・ブラック』が売れに売れ、何と1日で5万枚のバックオーダーがあったという。す、凄いぞエイミー。あとはクリーンになるだけだ、頑張れエイミーッ!
当時、ロンドンは朝4時。グラミー賞としては異例の衛星生中継を敢行したわけだが、そこでのエイミーのパフォーマンスは…、やはり、心技体、全てがパーフェクトだった。
横綱相撲とも言える圧倒的で貫禄のパフォーマンス、顔には生気がみなぎり、目力も復活、声も張りがあり、数日前までリハビリ施設に居たというのが信じられないくらいの充実ぶりであった。
まず1曲目はグラミー賞関係者へのメッセージかと思われる「ユー・ノウ・アイム・ノー・グッド(私が良い子じゃないのは分かってるわよね)」とごあいさつ。曲の途中で“My Blake”と夫の名前を一度叫んでいるのに気付いただろうか?
そして、世界的ヒットとなった「リハブ」のパフォーマンス。ここでもエイミーは拘置所に拘留されている夫にメッセージを送っている。エイミーのことを思い最低の旦那と別れるよう助言を受ける中、「I'd rather be at home with Ray,(家でレイ・チャールズを聴いてた方がずっとまし)」→「I'd rather be at home with Blake,(夫=ブレイクと家にいた方がずっとまし)」、I'm gonna, I'm gonna loose my baby,(私の愛しい人をきっと たぶん失ってしまうから)」→「I'll never never lose my baby,(私は私の愛しい人(夫)を絶対、絶対失ったりしないわ)」と歌詞を変えて歌唱。誰もが感動し、エイミーの実力を再認識させるもので、これでグラミー賞複数獲得に異論を挟む者など現れるはずもないと強く確信させられるパフォーマンスとなった。
主要部門の“Record Of The Year”受賞の際には再びロンドンと回線が結ばれたが、当初エイミーは驚いた様子で立ちつくすばかり。その直後、バンドのメンバーやコーラス隊から抱きしめられ、祝福されると、観客から「エイミー! エイミー!」とコールされる中、次のような受賞コメントを述べた。
「みなさん、ありがとう。私の両親にも。この賞は、(夫の)Blakeのものよ。そして、ロンドンに捧げるわ。カムデン・タウンが焼け落ちてしまったんだから」。
この衛星生中継の後、エイミーは、入院中のリハビリ施設に戻っていった。
ちなみに、今回の<グラミー賞>では、エイミーのプロデューサーとして知られるマーク・ロンソンも、“Producer Of The Year, Non-Classical”部門で受賞。授賞式に出席した彼は、「エイミーがここに居たら良かったと思うよ。僕達がこのアルバム…、この旅路を共に歩んできたという事実を考えると、これはその頂上だ。音楽界における、最も重要な夜だからね」と語った。
さらにカニエ・ウェストの“Best Rap Album”受賞時、ステージ上でトロフィを手にしたカニエが、「エイミー・ワインハウスとプロデューサーのマーク・ロンソンが“Album Of The Year”を受賞すべきだ。俺もね」とのコメントを述べていたのも印象的であった。
<グラミー賞>旋風が吹き荒れた世界中の音楽界、ここ日本でもエイミー・ワインハウスのアルバム『バック・トゥ・ブラック』が売れに売れ、何と1日で5万枚のバックオーダーがあったという。す、凄いぞエイミー。あとはクリーンになるだけだ、頑張れエイミーッ!
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