ドイツのサッカー・チーム、ピートに助けを求める

財政難に苦しむドイツのサッカー・チームKFC Uerdingenが、ベイビー・シャンブルズのピート・ドハーティに助けを求めているそうだ。バンドのマネージャーによると、ピートは父親の仕事の関係で少年時代、ドイツの町クレーフェルト近くの英陸軍基地に暮らしていたことがあり、そこでは同チームを応援していたという。

ロイター通信によると、Uerdingenのマーケティング責任者は、ピートを巻き込むことでチームの抱える問題への関心を高め、試合のチケットのセールスを上げることができるのではないかと考えているそうだ。「ピートが我チームに愛情を持っているのは間違いない。彼は時間があれば、何かをしたいと考えていてくれてる」と話している。

チームはとりあえず、来週、ベイビー・シャンブルズがツアーでドイツを訪れている際、彼を試合へ招待しているそうだ。

Uerdingenはこれまで、ユニークな資金集めを実施している。最近では、チームを１試合コーチできる権利をeBayで売りに出し、4,110ユーロ（約64万円）で落札されている。過去には、親善試合ではあるが、スクワッドとして試合に参加できる権利をやはりeBayで売りに出したこともある。

“ピート効果”はそれ以上の結果を望めるか？

Ako Suzuki, London