レディオヘッドのインストア・ギグ、大騒ぎに会場変更

ポスト
レディオヘッドが水曜日(1月16日)、イースト・ロンドンに新しくオープンしたラフ・トレード・イースト(レコード・ショップ)の店内でスペシャル・ギグを行なうことが発表された。が、あまりにも多くのファンが集まったため、警察と自治体からの要請により、会場をより広めの場所に移さざるをえなくなった。

ギグの発表があったのは当日だが、“入場は早い者勝ち”という告知にラフ・トレードの店先には何百人ものファンが集まったそうだ。しかし、店内には250人ほどしか入れない。このため、主催者は急きょ、会場を同店のすぐそばにあるライヴ・ハウス/バーの93 Feet Eastへ移動することを決めた。入場できなくとも、会場外にスクリーンとスピーカーを設置する予定といわれたことも大勢の人を集めた原因かもしれない。

インストアほどではないが、93 Feet Eastのキャパも500~600人と決して大きくない。レディオヘッドを身近に見る/聴ける、しかも無料という、またとないチャンスとなった。NME.COMによると、ショウは予定を大幅に遅れ午後10時20分過ぎにスタート。オープニングは「15 Step」だっという(詳細は明日のニュースで)。

ライヴはバンドのサイト(Radiohead.tv)からウェブキャストされるいわれていたが、ライヴの最中はアクセスし辛い状況だった。

レディオヘッド関連ニュースとして、ギタリストのジョニー・グリーンウッドが英国版アカデミー賞、BAFTAの音楽部門でノミネートされた。彼は『There Will Be Blood』のテーマ・ソングを作曲。すでに、アメリカの映画アワーズの1つCritics Choice Awardsを受賞してる。BAFTAの発表は来月10日。グリーンウッドのほか、『American Ganster』『Atonement』『The Kite Runner』『La Vie En Rose』の音楽がノミネートされた。グリーンウッドは本家アメリカのアカデミー賞でもノミネートされるのではないかと噂されている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報