AC/DCを体験すべし!超濃密3枚組DVDの満腹感を超えた美味しさと、空前のリリース・ラッシュ
2007年11月21日、AC/DCの新作DVD『プラグ・ミー・イン』がついに日本でも発売された。これがメチャクチャ魅力的なアイテムだという事実はBARKSの編集部ブログでもすでに触れられているのだが、もう少しナカミを具体的にご紹介しておこうと思う。
この作品は完全生産限定による3枚組ライヴ作品で、故ボン・スコット在籍当時の映像ばかりを集めたディスクと、二代目ヴォーカリストであるブライアン・ジョンソン加入後の映像でまとめられたディスク、そしてレア映像たっぷりのボーナス・ディスクという構成になっている。総収録量はなんと7時間にも及ぶ超大作なのである。
そして、映像そのものに負けず劣らず強烈なのがオマケ。『地獄のハイウェイ』(1979年)当時のツアー・ポスターをはじめ、さまざまな時代のバックステージ・パスや公演チケットなどの復刻版が詰まっているのだ。そのなかには、なんと1981年2月に行なわれた初来日公演(なんと会場は日本青年館)のチケットのレプリカまで。実はそのときのライヴを最前列でステージにへばりつきながら観た(結果、汗をかきすぎたまま外に出て風邪をひいた)事実のある筆者としては、それだけでも感涙モノ。ちなみに当時、AC/DCはここ日本ではまだあまり人気が高くなく、始発に乗って招聘元事務所の前に並びに行ったらすんなり1列目が買えてしまったのだ。もちろんその後、このバンドに対する認知度は急激にこの国でも高まり、翌年には武道館公演も実現に至っているのだが。
で、しばらくは思い出に浸りながらこのDVDを観まくっていたいところなのだが、そうもいかない。ここから先、とてつもないリリース・ラッシュが待っているのだ。なんと旧譜アルバム全18作品が、紙ジャケ仕様の新装ヴァージョンで、この12月から来年2月にかけ、3回に分けてドーンとリリースされるのだ。
まず12月19日には、『第1弾、ボン・スコット・イヤーズ』として、『ハイ・ヴォルテージ』(1976年)から『地獄のハイウェイ』までの作品群に『74ジェイルブレイク』(1984年)を加えた、ボン・スコット期の7作品が登場。続いて2008年1月23日には『第2弾、ブライアン・ジョンソン・イヤーズpart 1』として『バック・イン・ブラック』(1980年)から『レイザーズ・エッジ』(1990年)までの6作品が、そして2月20日には同じく『第3弾、ブライアン・ジョンソン・イヤーズpart 2』として『フー・メイド・フー』(1986年)から現時点での最新アルバムにあたる『スティッフ・アッパー・リップ』(2000年)までの5作品がリリースされるのだ。
すなわち、いわゆるオリジナル・アルバムだけでなく、ライヴ作品や企画盤も今回のラインナップには含まれているということ。もちろん音源はどれも最新デジタル・リマスタリングが施されたもので、『スティッフ・アッパー・リップ』は世界初の紙ジャケ化となる。もちろん購入者特典も購入実績に応じてあれこれ用意されているようなので、ファンは要チェックだろうし、AC/DC入門者たちにとってもこれは絶好の機会と言っていいだろう。
全世界でのアルバム・セールスが1億5,000万枚に達しつつあり、近年でも旧譜アルバム群が毎年100万枚単位で売れ続けているという文字通りの怪物バンド、AC/DC。彼らを知らずにいることは、ロックを知らずにいるのと同然のことだ、と躊躇なく言っておこう。そして『プラグ・ミー・イン』に関しては、敢えて「プレゼントにも最適!」なんてベタなことも言っておくことにする。
増田勇一
オフィシャルサイトhttp://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/acdc/index.html
この作品は完全生産限定による3枚組ライヴ作品で、故ボン・スコット在籍当時の映像ばかりを集めたディスクと、二代目ヴォーカリストであるブライアン・ジョンソン加入後の映像でまとめられたディスク、そしてレア映像たっぷりのボーナス・ディスクという構成になっている。総収録量はなんと7時間にも及ぶ超大作なのである。
そして、映像そのものに負けず劣らず強烈なのがオマケ。『地獄のハイウェイ』(1979年)当時のツアー・ポスターをはじめ、さまざまな時代のバックステージ・パスや公演チケットなどの復刻版が詰まっているのだ。そのなかには、なんと1981年2月に行なわれた初来日公演(なんと会場は日本青年館)のチケットのレプリカまで。実はそのときのライヴを最前列でステージにへばりつきながら観た(結果、汗をかきすぎたまま外に出て風邪をひいた)事実のある筆者としては、それだけでも感涙モノ。ちなみに当時、AC/DCはここ日本ではまだあまり人気が高くなく、始発に乗って招聘元事務所の前に並びに行ったらすんなり1列目が買えてしまったのだ。もちろんその後、このバンドに対する認知度は急激にこの国でも高まり、翌年には武道館公演も実現に至っているのだが。
で、しばらくは思い出に浸りながらこのDVDを観まくっていたいところなのだが、そうもいかない。ここから先、とてつもないリリース・ラッシュが待っているのだ。なんと旧譜アルバム全18作品が、紙ジャケ仕様の新装ヴァージョンで、この12月から来年2月にかけ、3回に分けてドーンとリリースされるのだ。
まず12月19日には、『第1弾、ボン・スコット・イヤーズ』として、『ハイ・ヴォルテージ』(1976年)から『地獄のハイウェイ』までの作品群に『74ジェイルブレイク』(1984年)を加えた、ボン・スコット期の7作品が登場。続いて2008年1月23日には『第2弾、ブライアン・ジョンソン・イヤーズpart 1』として『バック・イン・ブラック』(1980年)から『レイザーズ・エッジ』(1990年)までの6作品が、そして2月20日には同じく『第3弾、ブライアン・ジョンソン・イヤーズpart 2』として『フー・メイド・フー』(1986年)から現時点での最新アルバムにあたる『スティッフ・アッパー・リップ』(2000年)までの5作品がリリースされるのだ。
すなわち、いわゆるオリジナル・アルバムだけでなく、ライヴ作品や企画盤も今回のラインナップには含まれているということ。もちろん音源はどれも最新デジタル・リマスタリングが施されたもので、『スティッフ・アッパー・リップ』は世界初の紙ジャケ化となる。もちろん購入者特典も購入実績に応じてあれこれ用意されているようなので、ファンは要チェックだろうし、AC/DC入門者たちにとってもこれは絶好の機会と言っていいだろう。
全世界でのアルバム・セールスが1億5,000万枚に達しつつあり、近年でも旧譜アルバム群が毎年100万枚単位で売れ続けているという文字通りの怪物バンド、AC/DC。彼らを知らずにいることは、ロックを知らずにいるのと同然のことだ、と躊躇なく言っておこう。そして『プラグ・ミー・イン』に関しては、敢えて「プレゼントにも最適!」なんてベタなことも言っておくことにする。
増田勇一
オフィシャルサイトhttp://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/acdc/index.html