ブリトニー、全米No.1ならずも記録は樹立

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初登場No.1確実と目されていたブリトニー・スピアーズのアルバム『Blackout』は、全英に続き全米チャートでもイーグルスに破れ、第2位にとどまった。イーグルスの新作『Long Road Out Of Eden』は、全米最大のスーパーマーケット・チェーン、ウォルマートの系列店と、バンドのオフィシャルサイトだけで販売されていて、Billboard誌のこれまでの規定では、特定の小売業者に販売が限られる場合はチャートインされないはずだった。しかし、この規定が11月6日に変更されたため、71万枚のセールスを記録した同作品が1位に輝いたというわけだ。ちなみに3位は先週No.1だったキャリー・アンダーウッドの『Carnival Ride』。(参照記事:「イーグルス、一週間で300万枚を超える売り上げ」

ブリトニーの『Blackout』は、レーベルの見通しを下回る29万枚の売上げで2位となり、デビュー・アルバム以来4作続いていた初登場1位の連続記録も途切れてしまった。しかし、ブリトニーは女性アーティストとしては世界で初めて、デビュー作から5枚続けてすべてのアルバムが2位以内にランクインするという記録を樹立。また、デジタル・チャートでは初登場No.1を獲得している。

ところで、子供たち親権をめぐる元夫ケヴィン・フェダーラインとの裁判では、相変わらずバトルが続いているが、8日には緊急の審問会が開かれ、ケヴィン側の弁護士から、規定のドラッグテストを受けていないと糾弾された。

ブリトニーは現在、裁判所が命じた抜き打ちのドラッグテストや育児講習を受けることを条件に、週3回の面会権が与えられているが、14回のドラッグテストのリクエストに対し、8回は連絡を無視して受けなかったという。これについてブリトニー側の弁護士は、連絡が受けられなかったからといってドラッグテストが陽性というわけではなく、これまでに受けたテストはいずれも陰性だったと弁明している。

次回の審問会は26日に開かれる予定で、ブリトニー、ケヴィンの両者も出廷を命じられている。

Eugene Fields
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