バースデー・イヴは興奮度100パーセントのカエラ・フェス!?

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10月8日(月)Zepp Sapporoからスタートした木村カエラのZeppツアー<木村カエラLive2007~Gepp Tour~>が、23日(火)Zepp Tokyoでファイナルを迎えた。そのレポートが到着したので、お届けします。

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今年は初の武道館公演を含む全国25公演のツアー<Scratch>をはじめ、大型夏フェスなど、ライヴ・アーティストとして着々とキャリアを積んできたあとのZeppツアー。その熱気たるやハンパなく熱く、1曲目の「誰」から観客たちは掛け声&ジャンプの興奮度100%に突入! まるで“フェス”そのままの雰囲気。

そんな中、カエラは約50cm四方の立ち台の上で、手先までしなやかに動かすダンスも見せながら(シルエットがツィギーのようだった!)、「どうもー。Gepp Tourにようこそ! 今日はおなかいっぱいになって帰ってくださいね♪」と、懐かしの「Level 42」や、カエラ・ロックの真髄「リルラ リルハ」「TREE CLIMBERS」「BEAT」や、「sweeti」「ワニと小鳥」といったミディアムナンバー、10月24日に発売された新曲「Yellow」など、アンコール含め全21曲を披露した。

観客たちに「一緒に楽しみましょ☆」とナビゲートしながら、自分の伝えたい、鳴らしたい音楽をそのまま解き放った堂々たるステージで、ただただかっこよかった。こんなにも頼もしく、かっこいいカエラを観たのは初めてかもしれない。本編最後の「happiness!!!」まで、本人も「ホント早いね!」と驚くほどあっという間。楽しい時間というのは本当に過ぎていくのが早い。

アンコールでは最新シングル収録曲「dejavu」、そしてグルグル回るタオルまでも幻想的に映る「Circle」を披露。心地よいグルーヴ感に酔いながら、ラストは「Magic Music」。その場にいるだけで汗ばむほどの熱気の中、カエラが「ありがとう~!!」と叫んだ瞬間、バンドのメンバーが「ハッピバースデー」を演奏! 観客も大合唱の中、なんと“イチゴちゃん”入りのバースデーケーキが運ばれるサプライズ!(びっくりして口が空いてました・笑)。

カエラからのお礼はやっぱり音楽。予定になかった「You know you love me?」のお返しに、観客たちはさらにヒートアップ! 2,800人とともに大興奮のまま祝った23歳のバースデー・イヴ。彼女にとっても観た人にとっても、忘れられない1日となった。

■オフィシャル・サイト http://columbia.jp/artist-info/kaela/
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