グリーン・デイ、曲が多すぎて…

グリーン・デイは、新作用に45曲ものトラックを書き上げたそうだが、ちょっと混乱状態でもあるらしい。“自分に正直でありたい”彼らが自分に設けたハードルは高い。曲がどれだけ多く出来上がろうが、納得するには至っていないようだ。まだ模索中だという。

フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは『Rolling Stone』誌でこんな弱音をはいている。「曲はいっぱいあるよ。45曲くらいかな…。カオス状態だ…。自分は何者か、いま何を感じてるのか、もっと掘り下げたいんだ。これじゃ中年の親父だな」

「俺たち、もう20年もやってる。いまでも自分自身に正直でいるか、確認しておきたい。それに“一体何がリアルなんだ”ってことも自問しなくちゃならない。現状は行き詰ってるよ」

まだ完成まで時間はかかりそうだが、ファンとしても中途半端なものではなくメンバーが納得した自信作を聴きたいはず。ビリー・ジョーは「自分たちが何をしたいのか考え始めて、まだ２年目だ。まだまだ没頭するよ」と続けている。

Ako Suzuki, London