ベイビー・シャンブルズ、新作リリース決定
乾いた空気。漂う退廃の香り。あのロック界最大の問題児にして天才、ピート・ドハーティ率いるベイビー・シャンブルズの新作が、ついにリリース決定となった。『ショッターズ・ネイション』の発売日は10月3日。
ピート・ドハーティのダメダメぶりは、バークス・ユーザーの皆さんならば周知のことではあるけれど、そのあまりの情けない事件の連続に、ミュージシャンとしての本質をついうっかり忘れそうにもなる。オアシスに惚れ込まれ全英アリーナ・ツアー前座に抜擢されたものの、当日ドタキャンしてリアムをマジギレさせ、その才能をエルトン・ジョンに認められ<LIVE8>で共演しつつも、その放蕩ぶりからに周りをあんぐりさせ、一向にやめられないお薬、ケイトとの決してカッコいいとはいえない数々のゴシップ、何か治っているのか治っていないのかすらさっぱり分からないリハビリの繰り返し…。
ただ、やはり忘れられないのは、今のUKロックシーンは彼なしに語れないという紛れもない事実。UKロックの重要な賞<NMEアワード>では2005年から3年連続で複数部門(最優秀アルバム、最優秀トラック、ブリティッシュ・バンド部門、ライヴ・バンド部門など)でノミネートされ、現在のUKロック界で台頭している“リバティーンズ・チルドレン”(ザ・ビュー、ピジョン・ディテクティヴズ、ジ・エナミー他多数)ともいうべき“ロックンロール・リヴァイヴァル第二世代”のバンド達からの支持はもはや圧倒的。近年ザ・リバティーンズ、そしてベイビー・シャンブルズの作品に対するリスペクトはよりいっそう高まっている状況下にある。
プロデュースに、ザ・スミスやブラーを手がけたことで知られる名伯楽スティーヴン・ストリートを迎えた新作『ショッターズ・ネイション』は、音はクリアになりながらザ・リバティーンズ時代からのピーターの魅力的な「危うさ」が保たれた傑作に仕上がっていると、既にその前評判はかなりのものだ。
UKロックファンを自認するのであれば、10月3日…、この日は自らのミュージック・ライフに衝撃が走るエポックな日になることだろう。
ピート・ドハーティのダメダメぶりは、バークス・ユーザーの皆さんならば周知のことではあるけれど、そのあまりの情けない事件の連続に、ミュージシャンとしての本質をついうっかり忘れそうにもなる。オアシスに惚れ込まれ全英アリーナ・ツアー前座に抜擢されたものの、当日ドタキャンしてリアムをマジギレさせ、その才能をエルトン・ジョンに認められ<LIVE8>で共演しつつも、その放蕩ぶりからに周りをあんぐりさせ、一向にやめられないお薬、ケイトとの決してカッコいいとはいえない数々のゴシップ、何か治っているのか治っていないのかすらさっぱり分からないリハビリの繰り返し…。
ただ、やはり忘れられないのは、今のUKロックシーンは彼なしに語れないという紛れもない事実。UKロックの重要な賞<NMEアワード>では2005年から3年連続で複数部門(最優秀アルバム、最優秀トラック、ブリティッシュ・バンド部門、ライヴ・バンド部門など)でノミネートされ、現在のUKロック界で台頭している“リバティーンズ・チルドレン”(ザ・ビュー、ピジョン・ディテクティヴズ、ジ・エナミー他多数)ともいうべき“ロックンロール・リヴァイヴァル第二世代”のバンド達からの支持はもはや圧倒的。近年ザ・リバティーンズ、そしてベイビー・シャンブルズの作品に対するリスペクトはよりいっそう高まっている状況下にある。
プロデュースに、ザ・スミスやブラーを手がけたことで知られる名伯楽スティーヴン・ストリートを迎えた新作『ショッターズ・ネイション』は、音はクリアになりながらザ・リバティーンズ時代からのピーターの魅力的な「危うさ」が保たれた傑作に仕上がっていると、既にその前評判はかなりのものだ。
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