『R35 Sweet J-Ballads』熱唱で、誰を口説くの?
『R35 Sweet J-Ballads』は、2007年4月に発売されるやいなやチャート上位を席巻、数ヶ月ものあいだランキングに顔を出し続けているという、大ヒットタイトル。ポイントはずばりその楽曲軍。90年代前半のトレンディ・ドラマのクライマックスを飾った大ヒットバラードと、CMソングとして親しまれたラヴソングが、きっちりと収められている。収録曲すべての作品のトータル売り上げ枚数は2000万枚を超えるという、まさしくエース級のタイトルばかりで構成されたコンピなのだ。
その時代性とこれら作品に胸を躍らせる(であろう)リスナーを鑑みて、このCDのキャッチコピーは「もう一度、妻を口説こう。」だった。このキャッチコピーに“よっしゃ、OK!”と賛同した輩がどれほどいたかは知らないし、このCDを買ってきてくれた旦那を惚れ直してくれる保証はまるでないものの、おそらく妻以外の知人も喜んでくれるとみえて、いまだ売れまくっている最強コンピとなっている。
そんな状況が積み重なり、面白い現象が生じてきた。
そもそも『R35 Sweet J-Ballads』収録の各楽曲はカラオケの人気曲でもあった。このコンピCDを聴くことでその気持ちはさらにヒートアップ、4月発売以降、各収録曲のカラオケ・チャートは急伸していったという。ざっとみても、
1. 何も言えなくて…夏/J-WALK 280位代 → 80位代
2. Get Along Together/山根康弘 170位代 → 150位代
3. 君がいるだけで/米米CLUB 250位代 → 230位代
4. SAY YES/CHAGE & ASKA 420位代 → 380位代
5. 夏の日の1993/class 180位代 → 50位代
6. 離したくはない/T-BOLAN 120位代 → 90位代
ならば、とここで出てきたのが、これら大ヒットタイトルをメドレーで歌うというカラオケ曲なのである。既存のコンピレーションCDをメドレーにする企画は業界初の試みで、まさしくCDとカラオケの画期的コラボ! もちろんコンピCD全曲を頭から次々と歌われては一時間以上マイクを占有されるという最悪な状況に陥るので、このメドレーは、『R35 Sweet J-Ballads』の担当ディレクターがプロデュース。歌いやすさを重要ポイントに置き、キーの高さなども十分考慮に入れた上で、歌いやすく盛り上がるところをうまく選曲してあるという。
史上初のコンピレーションカラオケメドレー…タイトルは「R35 もう一度、妻を口説こう。メドレー」だ。カラオケ・ボックスのその場に妻が鎮座しているシチュエーションがどれほどあるかはわからないが、このメドレー自体、相当な勢いで歌われそうな気配。
そこに誰がいるかは知らないけれど、“口説きたい”“口説かれたい”想いが渦巻くカラオケでのワンシーンが、さらに盛り上がることは間違いないでしょう。アバンチュールはほどほどに。
「R35 もう一度、妻を口説こう。メドレー」
・リクエストNo:4633-76
・8/8より全国のビッグエコー 他 Cyber DAMなどの機種で歌えます。(1年間の期間限定)
・配信機種:Premier DAM、BB Cyber DAM、Cyber DAM G-50、DAM G-128、DAM-G70BB
この記事の関連情報
V.A.(邦楽)
CHAGE and ASKA
米米CLUB
JAYWALK
山根康広
藤井フミヤ
シャ乱Q
T-BOLAN
稲垣潤一
中西圭三
class
槇原敬之
財津和夫
Original Love
徳永英明
藤谷美和子
中山美穂
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