ロックとお寺と星空のコラボ、大盛況にうちに終了

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8月3日(金)夕刻。青砥の古刹(こさつ)、證願寺内にある「プラネターリアム銀河座」にて、「アーツ&クラフツ・リスニング・パーティー~アオトサイド・ザ・シティ~」が行なわれた。

先にお伝えしたように、場所は都内の古刹=由緒正しき古いお寺。なんとそのお寺の中に設置されているというのがプラネタリウム、もちろん世界唯一だ。そこで星を見ながら、ご機嫌なサウンドをゆったりと聴くというのが、当趣旨のイベントである。

BARKS、CROSSBEAT、MUSIC ON!TV、INTER FMにて一般応募を行ない、計約300名の応募者の中から選ばれた当選者16名と、バイヤー、媒体の方々を集めたこの会。住職の春日氏を進行役に、星空を観ながら9月19日発売となる、BROKEN SOCIAL SCENE presents KEVIN DREW『SPIRIT IF…』、10月17日発売のSTARS『IN OUR BEDROOM AFTER THE WAR』、8月1日発売YOUNG GALAXYの『YOUNG GALAXY』という、アーツ&クラフツ・レーベルの3タイトルの試聴が行なわれた。

STARS『IN OUR BEDROOM AFTER THE WAR』に至っては全世界に先駆けての試聴となった当イベント、自身の新譜リリースを間近に控えるレーベル・オーナーのケビン・ドリューがライブを披露するといったスペシャルなイベントも用意されていた。

さらに、ここになんとフジ・ロック・フェスティヴァル後日本に滞在していた、BROKEN SOCIAL SCENEの歌姫にして現在全世界で大ブレイク中のファイストが飛び入り参加! ケビン・ドリューのアルバムから『SAFETY BRICKS』を演奏するというサプライズ。まさに前代未聞、古今未曾有、大満足の試聴会と相成った。

ちなみにケビンは、フジロック・フェスティバルのファイストのステージに飛び入りで参加し、ブロークン・ソーシャル・シーンの「MAJOR LABEL DEBUT(Fast Version)」を演奏。突然のサプライズ・プレゼントに、オレンジ・コート一杯の観客が沸かしたばかりでもある。
※下写真

そんなケビン・ドリューの『SPIRIT IF…』には、豪華ゲストが多数参加している。今週末のサマーソニック07に出演するダイナソーJr.のJ・マスキス、元ペイヴメントのスパイラル・ステアズ、90年代に『LIFE IS THE HIGHWAY』が大ヒットしたカナダ人ソングライター:トム・コクラン、ファイストのプロデューサーでカリスマ・シンガーソングライター:ゴンザレスといった面々である。

そもそもダイナソーJr.とペイヴメントは、ケビン・ドリューの高校時代からのヒーローだそうで、ツアーでサポートをするうちに打ち解け、今回の作品参加に繋がったのだとか。スパイラル・ステアズとトム・コクランは、「LUCKY ONES」という曲で、それぞれギターとバッキング・ボーカルで参加している。なお、J・マスキス参加曲の「BACKED OUT ON THE COCK」は、ダイナソーJr.のトロント公演後の楽屋で撮影された映像がPVとして公開予定。元祖オルタナと最新オルタナとの融合は、鳥肌モノのカッコよさ…これは見逃し厳禁です。
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