THE HIGHERオフィシャル・インタヴュー<後編>

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⇒THE HIGHERオフィシャル・インタヴュー<中編>からの続き
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――■15. アルバムを通じてリスナーにはどんな風景を感じてもらいたい?

セス(vo):とにかく僕たちが楽しんでやっていて、このバンドが大好きなんだってことをわかってもらいたい。楽しみたくてたまらない、みんなの町へ行ってロックしたい、行く先々をパーティーにして、そしてそこがどんな場所なのかも確かめたいんだ。日本に行くのも楽しみだし、ヨーロッパへ行くのも楽しみだ。アメリカでプレイするのだって勿論エキサイティング。とにかく一人でも多くのキッズの前でプレイして、僕たちがそれを楽しんでいることを、わかってもらいたいんだ。

全員:うん(笑)

フェイス(b):でも僕たちやるべきことはきちんととやるよ。楽しんでるだけじゃないからね。

――■16. 音楽シーンには、いろんなバンドがいるけど、ここは他のバンドには負けない!というところはある?

トム(g):ええっと…僕たちって、ルックスがとてもいいと思うんだよね(笑)。

セス(vo):ハハハ…すごくルックスのいいサウンドなんだよね(笑)。

フェイス(b):聴くと「なんてハンサムな音」って思うはずさ(笑)。

セス(vo):ポップなバンドもロック・バンドもR&Bアーティストも大勢いるけれど、ポップ・ロックのバンドでR&Bを取り入れた人ってそう多くないと思うんだ。僕たちみたいなことをやっているバンドは、そんなにいないと思うよ。ポップ・ロックにそこまでソウルを込めているバンドは、ね。みんな「ポップでなければ」とか、「ロックじゃないと」とか、あるいはエモでも何でも名称はいいけど、そういう風に感じてるみたいだけど、僕たちは、このアルバムにはソウルやR&Bファンクのエッセンスも少しづつ入ってるグルーヴ的にもノれる音楽で、ロックやポップが好きな人ももちろん満足できるものだと思う。ジャンルをミックスしてるって感じ。そういうバンドってあんまりいないと思うよ。

パット(dr):僕たちのショウに来ると、色んなジャンルの、色んなタイプのオーディエンスが、あくまで音楽目当てで集まっているのがわかるんだ。最近のショウって、音楽だけが目当てじゃなくて、例えばみんながどんな服を着ているか、とか、誰が来ているか、とかそういうのがあるけど、THE HIGHERのショウはみんなが音楽で盛り上がってるんだ。オーディエンス皆が音楽を感じてノッてるのがわかる。それがすべてだよね、本当のところ。

セス(vo):ダイヴするオーディエンスだっているんだよ。だから本当に幅広い層のお客さんが集まる。もちろん、僕たちをホットだと思ってくれて音楽も気に入ってショウに来てくれる女のコも多いけど…。

パット(dr):ボーイフレンドと一緒に来るコだって多いよな。

セス(vo): うん、連れてこられて来た奴たちが、僕たちがちゃんと楽しんでロックできるバンドなんだって認識してくれる。あとは、単純に踊りたくて来る人だっているから、そういう人はどんどん踊ってくれていいし…、みんなのための音楽だからね。お母さんだって楽しめるよ。

トム(g):お父さんだって。

パット(dr):おじいちゃんも。

フェイス(b):美容師さんも。

――■17. 左隣の人を1 wordで説明して。

セス(vo):(トムへ) 「スペシャル」

トム(g):(レジーへ) 「陽気」

レジー(g):(パットへ) 「「騒々しい」

パット(dr):(フェイスへ)えぇと…やっぱり“フェイス(顔)”だ!

全員:(笑)

フェイス(b):(セスへ)そうだなぁ…「粘着質」

セス(vo):お見事!

――■18. ザ・ハイアーを組んでよかったと思うことは?

セス(vo):きっと成功するってこと!

全員:(笑)

セス(vo):みんなで楽しんで成功するんだから、このバンドは最高だよ。

トム(g):同じように自信と夢を持っている仲間だということ。毎日一緒にいられるということ…。

レジー(g):モッツァレラも溶けちゃうくらいね。

トム(g):僕、この4人以外に、毎日一緒にいたい人なんかいないもん、マジで」。

フェイス(b):そうだな。

パット(dr):まぁ、女性は別として。

全員:(笑)

――■19. 5人ともナイス・ルッキング・ガイだからモテモテだろうけど、誰が一番モテるの?

パット(dr):セスでしょ、やっぱり。

皆:(笑)

フェイス(b):僕はトムだと思うけど。その時にもよるけど、ライヴではトムって感じがする。

トム(g):日本に行ったら、もっとモテるといいね。なぜなら僕には日本の血が流れてるから (注:トムはクオーター日本人)。

フェイス(b):レジーが一番かも。

トム(g):誰にもわかんないよ、だから…。

パット(dr):(レジーにむかって)このマッチョな体がうけるのかもしれないし。

セス(vo):このブロンドのロングへアーがウケるのかもしれないし。

トム(g): そうそう(笑)。

レジー(g):イタリア人がモテるらしいよ。

トム(g):イタリア人(笑)?

レジー(g):ミートボールとパスタなら作れるよ、好物だからね。

――■20. (メンバー1人1人へ) 好きな女の子のタイプは?

パット(dr):僕はダーク・ヘアが好き、エキゾチックだからね。

レジー(g):僕もダーク・ヘアが好きで…丸いお尻が好き。

全員:(笑)

レジー(g):嘘はつきません。

トム(g):僕が好きな女の子は、面白くて、キュートで、性格のいいコ。大事なのはそれでしょ。

セス(vo):僕は日本に住んでる女のコだね!

トム(g):さすが(笑)!

セス(vo):だろ(笑)

フェイス(b):僕はとにかく女のコ!

レジー(g):(爆笑)


――■21. THE HIGHERのhometown, Las Vegasの一番いいところと一番悪いところはどこだと思う?また現在は、パニック!アット・ザ・ディスコやキラーズ、Ne-Yoなど、ラスベガスから才能あふれるアーティストが登場しているけど、そこは音楽的な環境に恵まれた土地なの?

セス(vo):そういう風に見えるよね、ベガス出身のバンド…それもすごくいいバンドが沢山いるから。みんなが成功して、ベガスからこれから出てくる新しいバンドにチャンスを与えてくれることを願うよ。僕たちも、他のバンドのために少しでも状況を整えてあげれたらいいね。これまでにもそうしてくれたバンドがいたわけだから。今後は誰にもわからないけど、ベガスのいいところはやっぱりギャンブルと遊しみのパーティ・シティ…罪の都とも呼ばれるけど。悪いところは、今日もそうだけど華氏106度(注:摂氏40度)というこの天気…。

トム(g): (日本語で)アツイ!

セス(vo):そう、まさに外は“アツイ”んだ。暑すぎ。

レジー(g):ロズ・フェストだよ。

トム(g):尋常じゃない。

レジー(g):ロズ・フェスト07。

セス(vo):でもベガス出身っていいもんだよ。出身地としてもいいし、育つ環境としてもいい。僕たちの音楽に大きく影響してると思う。ベガスのバンドが今、たくさん活躍しているのには何か理由があるはずだよ。ベガスに何か関係してるのかもね。水に何か入ってる、とか。

パット(dr):この暑さとか。

レジー(dr):汗に何か入ってるのか、とか。
フェイス(b): 熱かもね。

セス(vo): そのせいで汗水たらしたくなる、とか。

全員:あぁ、そうかも。

――■22. THE HIGHERは日本で7/11にデビューしますが、「日本」と聞いて何をイメージする?


トム(g):僕はファミリー。

フェイス(b):ビデオ・ゲーム!

パット(dr):友達のバンドで日本に行った連中からいいことばかり聞くんだ。オーディエンスのノリがいいとか、皆が歓迎してくれるとか…だから、そういうイメージ。日本に行って、大勢の人が来てくれて、みんなが音楽に夢中になってくれて…。

レジー(g):僕はテクノロジーだな

フェイス(b):ビデオ・ゲームに出てくるステキなヘアスタイル。

トム(vo):(日本は)クールなスタイルを持ってると思うよ。

パット(dr):ビデオゲームは確かに凄い。

レジー(g):テクノロジーだって。

セス(vo):やっぱりセクシーな日本の女のコ。

全員:(笑)


――■23. THE HIGHERの夢は?何を実現できたら、目標達成!って思う?また現在、クリアしたい目標は?

パット(dr):長期的な目標は、できるだけ長く続けていくこと。自分たちが歩けて、ステージで踊りまわって、激しく動き回れる限りは続けたね。当面の目標としては、とにかく…」

レジー(g):目先の2本のショウをやること

フェイス(b):(身振りで「お金!」)※もちろん冗談

パット(dr):僕らを必要としているところなら、どこへでも行くこと。

セス(vo):当面の目標は爆発すること。長期の目標は爆発し続けること。

パット(dr):それだな。

トム(g):僕たちは空気が抜けない風船のようなもの。

セス(vo):ひたすら上に(higher)上っていくんだ。

全員:そうだね。

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