元ストーンズのワイマン、金属探知機を販売

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ローリング・ストーンズの元ベーシスト、ビル・ワイマンが、レストラン経営に加え新たな事業をスタートした。考古学に並々ならぬ興味を示していた彼だが、趣味が高じて金属探知機なるものを売り始めた。

ワイマンが売りに出したのは、空港などで使われている警備用の探知機ではなく、地面の中からコインや遺物を探し出す考古学、もしくはお宝探しの要素が強いもの。探知機を使いこれまでいろいろなものを発見してきたという彼は、既成のものでは満足できず、自ら商品の開発に乗り込んだそうだ。

ワイマンはbillwymandetector.comでこう記している。「昔から考古学や古代の文化に興味を持っていましたが、'68年にサフォークにマナーハウスを購入したとき、敷地の中からさまざまな破片を見つけ、さらに関心を持つようになりました。90年代に初めてC.Scope製の金属探知機を購入したのですが、ローマ朝の敷地を探索するのにとても役立ちました。それ以来、探査のとりこになってしまい、娘が興味を示し始めたときには大喜びしたものです。しかし、娘が使えるような金属探知機を探すのは困難でした。そこで、C.Scopeにコンタクトを取り、操作が簡単で軽めながらも本格的な宝物探しができる初心者向けの探知機を共同開発できないかと話を持ちかけました」

ワイマンとC.Scopeは2年かけて、新製品を開発。操作が簡単ながら高性能を誇る『Bill Wyman Signature Detector』が誕生した。価格は、英国内の郵送料込みで125ポンド(約2万8,000円)。これで金の塊が見つかれば安いもの?

探知機に興味がある人、なくても最近のワイマンの姿に興味がある人は、billwymandetector.comまで。

Ako Suzuki, London
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