<寄稿:03>ガンズ新情報は何も発表されず…我々は完全に待ちの状態に
トミー・スティンソンの怪我による来日公演延期確定の公式発表がなされてから丸1日を経た4月12日正午の時点において、ガンズ・アンド・ローゼズにまつわる新しい情報はまったく届いていない。敢えて言えば、バンドのオフィシャル・サイトのトップ・ニュースもこの件に更新され、海外のニュース・サイトでもこの情報が取り上げられ始めているといった変化が生じているだけでしかない。
結果、昨日付けの原稿でも触れたとおり、ガンズの本年度ワールド・ツアーは日本ではなく南アフリカを起点として開始されることになる。4月27日にヨハネスブルク、5月1日にケープタウンで行なわれる『My Coke Festival』に出演するもので、このフェスへの出演自体は日本公演について告知される以前から報じられていた。また、依然としてオフィシャル・サイトでも報じられていないものの、すでに現地では公表されているのが6月に行なわれるオーストラリア/ニュージーランド・ツアー。現時点で確定が伝えられている彼らの全ライヴ・スケジュールについて整理しておくと、以下のようになる。
4/27 ヨハネスブルク(南アフリカ)
5/1 ケープタウン(南アフリカ)
6/10 パース(オーストラリア)
6/13 アデレード(オーストラリア)
6/15 メルボルン(オーストラリア)
6/20 ブリスベン(オーストラリア)
6/23 シドニー(オーストラリア)
6/29 オークランド(ニュージーランド)
新規日程での日本公演については「バンド側が7月以降の実現を切望している」とのことだが、この南半球ツアー終了後、そのまま日本にやって来るという可能性も高いのではないかと思われる。もちろん断定的な見方をすることは危険だが、オーストラリア経由での来日、もしくは日本経由でのオーストラリア行きというのは、ワールド・ツアーを行なうバンドにとって、いわば“よくある行程”だったりもするのだ。
参考までに、このオーストラリア/ニュージーランド・ツアーの公演チケットは今月下旬より現地発売とのこと。日本公演が待てない人たちには時差のない南半球でいち早く観るという手もあるはずだが、当然ながら当方には、このツアーが100%確実に行なわれると保証することはできないのであしからず。
当初の予定では、この週末に開幕するツアーに向け、本日4月12日に、総勢50名近い人数で日本の土を踏むことになっていたはずのガンズ一行。アクセル・ローズが現在何を考えているのか、負傷したトミー・スティンソンの腕がどんな状態にあるのかは誰にもわからないところだが、とりあえず我々には続報を待ち、仕切り直しのジャパン・ツアーに向けてさらなる“予習”でもするしかない。
余談ながら、本来であれば本日付のこの欄では、昨年6月にドイツの巨大フェス、『ROCK AM RING』で観た彼らのライヴと、その際に対面することができたロン・サールについて書くつもりでいたのだが、これについてはまた機会を改めたい。ちなみに現在発売中の『YOUNG GUITAR』誌(http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088370705)ではガンズの巻頭特集が組まれており、いまだ謎の多いこの新ギタリストの貴重なインタビューが掲載されていたりもするので、是非ご覧いただきたいところだ。
というわけで、本来であれば「いよいよ明日、ツアー開幕!」という公演直前情報がアップされるはずだった4月13日。僕としては、公演前日の幕張メッセの様子など探るつもりでいたのだが、その必要もなくなってしまった。果たして明日、本項の更新はあるのか?
<寄稿:01>「『アペタイト…』から20年、2007年、ガンズは日本に何を残してくれるのか?」
<寄稿:02>「何が起こるかわからないのがガンズ・アンド・ローゼズ」
<寄稿:03>「ガンズ新情報は何も発表されず…完全に待ちの状態」
<寄稿:04>「 2007年×月×日アップ予定??? 」
■クリエイティブマン:http://www.creativeman.co.jp/index.html
■Guns N' Roses 特設サイト:http://www.creativeman.co.jp/2007/GNR_special/index.html
文●増田勇一
結果、昨日付けの原稿でも触れたとおり、ガンズの本年度ワールド・ツアーは日本ではなく南アフリカを起点として開始されることになる。4月27日にヨハネスブルク、5月1日にケープタウンで行なわれる『My Coke Festival』に出演するもので、このフェスへの出演自体は日本公演について告知される以前から報じられていた。また、依然としてオフィシャル・サイトでも報じられていないものの、すでに現地では公表されているのが6月に行なわれるオーストラリア/ニュージーランド・ツアー。現時点で確定が伝えられている彼らの全ライヴ・スケジュールについて整理しておくと、以下のようになる。
4/27 ヨハネスブルク(南アフリカ)
5/1 ケープタウン(南アフリカ)
6/10 パース(オーストラリア)
6/13 アデレード(オーストラリア)
6/15 メルボルン(オーストラリア)
6/20 ブリスベン(オーストラリア)
6/23 シドニー(オーストラリア)
6/29 オークランド(ニュージーランド)
新規日程での日本公演については「バンド側が7月以降の実現を切望している」とのことだが、この南半球ツアー終了後、そのまま日本にやって来るという可能性も高いのではないかと思われる。もちろん断定的な見方をすることは危険だが、オーストラリア経由での来日、もしくは日本経由でのオーストラリア行きというのは、ワールド・ツアーを行なうバンドにとって、いわば“よくある行程”だったりもするのだ。
参考までに、このオーストラリア/ニュージーランド・ツアーの公演チケットは今月下旬より現地発売とのこと。日本公演が待てない人たちには時差のない南半球でいち早く観るという手もあるはずだが、当然ながら当方には、このツアーが100%確実に行なわれると保証することはできないのであしからず。
当初の予定では、この週末に開幕するツアーに向け、本日4月12日に、総勢50名近い人数で日本の土を踏むことになっていたはずのガンズ一行。アクセル・ローズが現在何を考えているのか、負傷したトミー・スティンソンの腕がどんな状態にあるのかは誰にもわからないところだが、とりあえず我々には続報を待ち、仕切り直しのジャパン・ツアーに向けてさらなる“予習”でもするしかない。
余談ながら、本来であれば本日付のこの欄では、昨年6月にドイツの巨大フェス、『ROCK AM RING』で観た彼らのライヴと、その際に対面することができたロン・サールについて書くつもりでいたのだが、これについてはまた機会を改めたい。ちなみに現在発売中の『YOUNG GUITAR』誌(http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088370705)ではガンズの巻頭特集が組まれており、いまだ謎の多いこの新ギタリストの貴重なインタビューが掲載されていたりもするので、是非ご覧いただきたいところだ。
というわけで、本来であれば「いよいよ明日、ツアー開幕!」という公演直前情報がアップされるはずだった4月13日。僕としては、公演前日の幕張メッセの様子など探るつもりでいたのだが、その必要もなくなってしまった。果たして明日、本項の更新はあるのか?
<寄稿:01>「『アペタイト…』から20年、2007年、ガンズは日本に何を残してくれるのか?」
<寄稿:02>「何が起こるかわからないのがガンズ・アンド・ローゼズ」
<寄稿:03>「ガンズ新情報は何も発表されず…完全に待ちの状態」
<寄稿:04>「 2007年×月×日アップ予定??? 」
■クリエイティブマン:http://www.creativeman.co.jp/index.html
■Guns N' Roses 特設サイト:http://www.creativeman.co.jp/2007/GNR_special/index.html
文●増田勇一
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