アークティック・モンキーズ、ヒップホップにご不満

ポスト
アークティック・モンキーズのメンバーは、最近のラジオ局のプレイ・リストやヒップホップに不満を持っているそうだ。彼らは、もはや「本物のヒップホップは存在しない」と感想を述べている。

『The Sun』紙によると、ギタリストのジェイミー・クックはこう話したという。「英国のラジオ局はサイテーだ。(BBCの)ラジオ1は、どうしようもないものをいっぱい流してる。朝起きたとき聴いてて、そう思ったよ。ヒップホップみたいなジャンルはもともとあんまり聴かないけど、明らかにダメだな。もう、本物のヒップホップなんて存在してないよ」

バンド・メイト、アレックス・ターナー(Vo)の「どのビデオにもティンバランドが出てるだろ。彼はただ、キョトンとしながらつっ立てるだけだ」との発言を受け、ジェイミーはこう続けた。「彼はいいプロデューサーだよ。でも、最近はどの曲にもいるだろ。おいおい、他にもプロデューサーはいるし、他のビートもあるんだぜ」

ちなみにアレックスがいま1番我慢ならないトラックが、ザ・スミスの「Stop Me If You Think You've Heard This One Before」のR&Bヴァージョンだという。「ティンバランドがやってることはまだいい。スミスのR&Bヴァージョンには我慢できない!」 

今週リリースされた「Stop Me If You Think You've Heard This One Before」のカヴァー・ヴァージョンは、クリスティーナ・アギレラやリリー・アレンのプロデューサーで知られるマーク・ロンソンが制作。あのスミスのメランコリーな面影はなく、キャッチーに生まれ変わった。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報