キングス・オブ・レオン、神へ感謝

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伝道師だった父親に育てられたキングス・オブ・レオンのメンバーは、いまでも信心深く、常に神に感謝しているという。彼らはとくにギグの前、祈りを捧げるそうだ。

フロントマンのカレブ・フォロウィルは『The Sun』紙の独占インタヴューでこう語った。「いまのような人生を送れていること、恵まれていることを神に毎日感謝している。こんなにビッグになれるとも、自分たちのやりたいことができるようになるとも思ってなかった。世の中には、恵まれていない人がたくさんいる。だから俺たちは、いまの状態にすごく感謝している。とくにギグの前に祈りを捧げてるよ。メチャクチャになりませんようにって!」

カレブはまた昨年、憧れのボブ・ディランと一緒にツアーしたときのことをこう話している。「彼は偉大なヒーローだ。曲を書こうと思った奴は、彼のものを聴いた途端、自分はダメだと感じるに違いない。俺たちをサポートに選んだのは、どうせスタッフの1人がキングス・オブ・レオンのような若いバンドを入れたらいいんじゃないかって、彼を説得したんだろうって思ってた。でも、違ったよ。彼は俺たちの大ファンで、自分のラジオ番組でも俺たちについて話してたんだ。彼に会ったよ。最終日のことだった。俺はほとんど気絶寸前だったね。蒼白で、口の中もカラカラだったよ。言葉がでなかった。彼は俺たちの楽屋へ来て、ツアーが終わってしまうのは憂うつだって言ったんだ。それに“あの最後の曲は何だ?”って訊かれた。“Traniです”って答えたら“ものすごい曲だ”って言ってくれたよ」

英国で絶大な信頼と人気を誇るキングス・オヴ・レオンは、今週、3rdアルバム『Because Of The Times』をリリース(日本発売4月25日)。14日からUKツアーをスタートする。

Ako Suzuki, London
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