過激セクシー路線の後藤真希がとうとう直球勝負に!!───新曲「シークレット」(後編)

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新曲「シークレット」は、妖艶でけだるく、甘いようで苦い大人同士の“秘密”の歌。耳障りのいい言葉だけを並べて、好きだ嫌いだ、恋だなんだと歌う巷に溢れた“売れ線の安いラヴソング”ではなく、大人の“愛”の歌だ。詞にはこの恋愛の背景にあるものが描かれていないので、たどり着いた愛が独り占めできるものなのか、それとも明日には誰かのものなのか、そこはわからない。ただ、この歌詞に渾身の力で込められる、後藤のヴォーカリストとしての魂によって“苦しさ”が痛いほど伝わる。もちろん、その苦しさとは“切なさゆえの苦しさ”だけではない。“嬉しすぎる、愛しすぎるがゆえの苦しさ”もだ。だからこそ、余計に痛い。切ない痛み、甘い痛みの経験がある者なら、身体の中心が疼くのを覚えるだろう。どちらの苦しみにもとらえることができる歌詞と、ドラマティックでロマンティックなメロディーライン。そして高い表現力で歌い上げる後藤のヴォーカルにより、この曲は切なくもあり、愛しくもあり、そしてとても痛いのだ。

ヴォーカルの技術的な面にも少し触れておこう。今回のポイントはブレス(息継ぎ)だ。特に最後のサビ。彼女のブレスによって、この曲は歌詞の行間にあるドラマや想いまでも痛いほどに表現できている。つんく♂は後藤のブレスをものすごく効果的に使っているのだ。だからこそ詞にあまり多くの情報は不要。後藤の呼吸がすべてを語るといってもよい。ぜひ彼女の“息づかい”に耳を傾けてみてほしい。

なお、カップリングは「インナーチャイルド」。これは後藤真希が座長を務める舞台『昭和歌謡シアター「横須賀ストーリー」』の劇中歌となっている。横須賀ストーリーというと、思い出されるのが山口百恵の代表曲「横須賀ストーリー」だろう。作詞はその「横須賀ストーリー」を手がけた阿木燿子。世界観も山口百恵の曲のイメージに近く、つんく♂×湯浅公一が組み上げたロックテイストと相まって“強ぶっている女性”を見事に歌い上げている。

さて、最後に「シークレット」について、後藤真希のコメントを掲載しておこう。


───“シークレット”と聴いて何を思い浮かべますか?
「シークレットライヴ! いやいや楽しかった。」

───この曲の聴きどころ、PVの見どころを教えてください。
「まずは久しぶりのバラードなんですけど、歌詞が大人っぽい。2番のA・Bメロが特に気に入ってます。」

───今回の衣装やメイクのポイントは?
「ジャケットのメイクは、右目のアイメイクがポイント。衣装は髪の色にあわせて、淡い水色みたいなグレーみたいな色を使ってちょいセクシーな形になってます。」

───座長公演『昭和歌謡シアター「横須賀ストーリー」』の意気込みを教えてください。
「お芝居っていつもテレが入るんですけど…とりあえず1人2役がんばります。」

───最後に、後藤真希のシークレットを1つ教えてください。
「なにゆえに!?」


“ちょいセクシーな形”になっているという衣装やメイクも注目なPV映像もBARKSで公開中! いずれにせよ、直球勝負な後藤真希の新曲「シークレット」、聴き込むほどに想いが伝わってくる、この名バラードを聴き逃すな!


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