アイリバーから気高き日本人への挑戦状か!? 業界初となる携帯プレイヤー「Clix2」

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さらにポイントとなるのが、Flashで作られたゲームが楽しめるという点。Flash Lite 2.1という形式のものであれば、Web上にあるゲームを自由に取り込める。同社のサイトには、パズルやエアホッケー、サッカーなど、無料で遊べるゲームが20種類近く用意されているので、暇つぶしの道具としても最適だ!

デザイン面では、カラーバリエーションモデルはない。また、操作ボタンの代わりに、画面の上下左右を直接クリックする「ダイレクト・クリックシステム」を採用する。

容量は2Gバイトと4Gバイトモデルの2種類。さて、問題の価格だが…直販価格で22,800円(2Gバイト)と27,800円(4Gバイト)。iPod nanoが2Gバイトで17,800円、4Gバイトで23,800円なのを考えると、音楽を聴く用途だけに使うなら、iPod nanoだな、と。ただ、iPod nanoは動画を観ることができない。つまり音楽だけでなく、動画までも観たいと思うならは…iPodの30Gバイトが29,800円。

アイリバーの「Clix2」、価格も含めて総合的に評価すると、かなり苦戦を強いられそうな気配だ。はたしてアクティブマトリックス式有機ELパネルに本体価格相当の価値を見出せる、こだわりのコンシューマーはいるのか? もしかしたらこれは、アイリバーから日本の携帯オーディオプレイヤーのユーザーに突きつけられた挑戦なのかもしれない(いや、そうに違いない!)。

なお、発売は4月下旬から。


■ 製品の詳細はこちら!(アイリバー・ジャパン)
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