The View、デビュー・インタビュー(2)
ピーター・ライリー(以下、ピーター):最高だし驚くほど嬉しいよ。バンドをやってて、日本とか外国に行けるのって最高の気分だよ。
ピーター:イギリスのバンドで日本に行ったことのある奴らから「日本のファンはクレイジーで素晴らしいよ」って聴いてたんだけど、実際に体験してみて本当に噂どおり最高だと感じたよ。
カイル・ファルコナー(以下、カイル):まるで俺たちがビートルズにでもなったかのように、特別だって思わせてくれた。手紙やプレゼントをいっぱいもらったしね(と言ってブレスレットうや手紙を見せてくれる彼ら)。
ピーター:ホント、信じられないよ。
カイル:伝えたいことは「パーティやろうぜ」ってことさ。ダンス、ダンス、ダンスだね。それと同時に歌も歌ってもらえれば嬉しいね。
ピーター:曲によっては、もっとシリアスなことも言ってるんだけどね。でも基本はダンスとパーティさ。
ピーター:心がけるっていうんじゃなくて、曲は自然にできちゃうんだ。できる過程で命が吹き込まれるんだよ。俺たちが“心がける”なんて人間に見える?
ピーター:どの曲も俺たちそのものだと思うけど、しいて言えば「スーパースター・トレーズマン」かな。俺たちと同じような労働者階級の普通の人で、自分の夢を追うために仕事をやめてがんばるって内容さ。俺たちそのものだし、とてもスペシャルで気に入ってる曲なんだよね。
カイル:曲作りの中でオレがベースラインを考えた曲だったらオレがベースを弾く。あとは、ベースを弾いてたほうが歌いやすい曲ってのもあるんだ。例えばファルセットを入れるような曲だと、ギターを引きながらだととても歌いにくいんだよね。だから、ギターとベースのどちらを弾いたほうが歌いやすいかで決めてるんだ。
カイル、ピーター:ビートルズとオアシスだよ!
ピーター:ビートルズはメロディが素晴らしい。オアシスは、メロディももちろんだけど、コード進行がクールなんだよ。
カイル:ビートルズって子どもが弾くには難しいんだよね。楽譜を見てもコードが複雑で。でもオアシスはオープンコードが多くて弾きやすい。オアシスは俺たちが楽器を引き始めたキッカケになったバンドなんだ。
ピーター:世界に出て行きたいね。オアシスの前座とかね。ベストを尽くしてバンド活動を続けていきたいと思ってる。
カイル:もうすでに一回日本でライヴをやったけど、本当に楽しかったよ。また次の機会も楽しみにしているので、見に来てくれたら嬉しいな。
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