マライア・キャリーがポルノ女優の芸名登録を妨害?

ポスト
芸名の商標登録を行なっているポルノ女優、メアリー・キャリー(Mary Carey)に対して、マライア・キャリー(Mariah Carey)がこの商標登録の差し止めを要求していると、ロイター通信が報じている。

このポルノ女優、メアリー・キャリー(本名:メアリー・クック)はマライア・キャリーのそっくりさんとしても知られ、過去にカリフォルニア州知事への出馬を表明したこともある人物であるが、この「メアリー・キャリー」という芸名の商標登録を今年初めに申請した。これに対して、今年10月にマライア・キャリーの弁護士からメアリー・キャリー側に対して登録の取り下げを要求する手紙が届けられ、取り下げられなかった場合には法的処置も辞さない覚悟であるという。

マライア・キャリーの弁護士、ロバート・ベッカー氏は「メアリー・キャリーとマライア・キャリーは同じ名字が付けられており、名前(ファースト・ネーム)も非常に似ている」と主張。さらにメアリー・キャリー側がこの名称を音楽とビデオに対する商標登録を行なっていることに対し、「両者の顧客(ファン)に対して混乱を招く」という理由で、アダルト・エンターテイメントの世界のみでこの「メアリー・キャリー」という名称を使用するように求めている。

これに対してメアリー・キャリーの弁護士はマライア・キャリー側は「彼ら(マライア・キャリー側)は本当にファンが混乱すると思ってるのだろうか?」と反論し、マライア・キャリー側が裁判に勝つ可能性は無いと語っている。

K.Omae, LA
この記事をポスト

この記事の関連情報