キーン、ライヴを再開。エルトンのおかげ?

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フロントマンのトム・チャップリンがドラッグとアルコールの依存症でリハビリ施設に入院したため、ツアーをキャンセルしてていたキーンが、火曜日(10月17日)ステージに復帰した。チャップリンは2週間前に施設を退院している。

キーンがパフォーマンスを行なうのは、8月のVフェスティヴァル以来。チャップリンはハル・アリーナに集まった8,000人のファンに感謝の言葉を述べた。「ステージに戻れてiうれしい。歓迎されてるって感じさせてくれてありがとう」。

チャップリン復活の影には、エルトン・ジョンの力があったらしい。チャップリンは最初、大スターからのサポートにとまどったようだ。関係者は『Daily Mirror』紙にこう明かしている。「施設に入ってから、彼は本当にたくさんの支援を得たけど、サー・エルトン・ジョンのような人が手を差し延べてくれるなんて思ってもいなかった。最初はイタズラかと思ったそうだよ。なんでエルトンがわざわざ自分に連絡してくるんだって。彼らはライヴ8で会ったことがあるけど、親しい友達ってわけじゃなかった。トムは感激して、それ以来、よく連絡を取り合ってる。エルトンは、トムがどうすればいいのかよくわかってるからね」エルトンは、チャップリンの才能を評価しており、それを無駄にして欲しくないと考えたそうだ。

キーンはこの後、アバディーン、レディング、ブライトンなどで公演する。ロンドンでは10月26日にアレクサンドラ・パレスでパフォーマンス。30日にはニュー・シングル「Nothing In My Way」をリリースする。

Ako Suzuki, London
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