ザ・キラーズ、G・デイの大ヒットに一言!?

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キラーズのブランドン・フラワーズ(Vo)がグリーン・デイに一言いいたいようだ。彼はアメリカ合衆国に対しネガティヴな態度を表現する大ヒットソング「American Idiot」('04年『American Idiot』収録)が好きでないらしい。また、DVD『Bullet In A Bible』の収録地がイギリスであることも気に入らないそうだ。

エンターテイメント・ニュース・ネットワークによれば、彼は「どこで撮影した? イギリスだ……キッズが“アメリカのバカにはなりたくない”って叫んでる」と非難。さらに、同じように反戦メッセージを含む、アメリカ人として生を受けたことを皮肉った内容の、ブルース・スプリングスティーンの名曲「Born In The USA」('84年『Born In The U.S.A.』収録)を引き合いに出し、同曲が「間違った捉らえ方をされたのと同じようなことだと思う」と話している。さらに、「American Idiot」については米国外で演奏する歳に、ファンが曲の意図を理解していないとも言う。

とはいうものの、フラワーズは、お互いに自由に「表現する権利」については認めている。グリーン・デイ側からこの件についてのコメントは出ていない。「Born In the USA」は当時、実際の意図とは反対のとらえ方をされたり、政治的な物議もかもしたりもした。アルバム『Born In The U.S.A.』は米国内のみで15×プラチナを獲得している。

一方、『American Idiot』は全米チャートで連続1位を獲得した。キラーズは先日、大ヒット・デビューアルバム『Hot Fuss』('04年)に続く新作『Sam's Town』をリリースしている。

T.Kimura
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