「先のことを考えちゃいけないんですよ。」──スガ シカオ
9月7日、Yahoo! JAPANのライブトークイベント<Yahoo! ライブトーク>が行なわれた。今回のゲストはアルバム『PARADE』を発売したばかりのスガシカオ。
スガは「手作り感のある、“徹子の部屋”みたいだ」という一声。様々なエピソードをはさみながら、終始、笑いと和やかなムードで、終了時間を15分以上延長してイベントは進んだ。
では、Yahoo!ライブトークから彼の発言をいくつか紹介しよう。
──最近見た映画は?
「『パイレーツ・オブ・カリビアン』。海賊のリアルな“汚さ”が表現されている映画ですよね。・・・顔に貝とかいっぱいついている人が(映画に)出てきたりして気色悪いから(一同爆笑)、見た後にはお寿司屋さんとか行けないよ。ストーリーや演技は素晴らしいです。面白かったですよ。」
──10周年には何かするの?
「ファンの皆さんやスタッフの方に感謝をするイベントとかしたいです。」
──10年前の自分に言いたいことは?
「スタイリストとヘアメイクをつけろ!」
──デビューしたての頃、名前間違えられたこととかありました?
「最初は、バンド名だと思われていたみたいですよ。“スガシカオ”ってバンドのボーカル、って。」
──テレビ、慣れましたか?
「最近は手を振ったり、カメラの前で笑えるようになりました。昔は笑えなかったんですよ。笑ったら顔が戻らなかった。」
──ハワイのパレードの話は本当ですか?
「ハワイで、パレードを見たんですよ。それがすっごく不気味なパレードで。で、この事が頭から離れなくて新曲を作ったんです。・・・でね、某お昼の番組のスタッフがそのパレードについて調べたんですが、僕がハワイに行っていた頃にそんなパレードは行なわれなかったって言われたんです。おかげで“嘘つき”呼ばわりですよ(笑)」
──昔、制作会社の係長という話ですが?
「そうです。でも私服で僕だけフレックスタイム制でした。スーツ着ていく時もゴールドのスーツでした。おかしな奴って思われていましたね。」
──ライヴの時は、お客さんの顔は見えるのですか?
「前から10列目くらいは見えます」
──そんなこというミュージシャンは初めてですよ。みんな「一番後ろまで見えている」って言いますよ(一同爆笑)
──ライヴに両親が来たことは?
「ありますね。」
──ライヴを見た親の感想は?
「父親が、“音がうるさい”と」
──ライヴにくる女性は、すべて“自分の女”だと思ってた?
「あー、思ってた思ってた。デビューの時は思ってました。・・・本当に、すみませんでした。今は思っていません。(爆笑)」
──新アルバム収録曲の「38分15秒」は実話ですか?
「(しばらく沈黙)・・・テレホンセックスの曲ですよね。テレホンセックスなんですけど、みんなどうやってるのかな、って。僕はしないですけど、仮にしたとしたら、どうやってするのかなって思って作ったんですよ。友達とかに(する奴とか)いるじゃないですか。俺だったらどうやってするのかなーって思って。(中略)そういう想像を働かせてね。でね、このテーマを日本のポップスで扱った人っていないんですよ。これから30年くらいこのテーマで書く人もいないだろうし。だったらやる価値あるかな、と。数年後に他の人がこのテーマで書いても、音楽プロデューサーなんかに“それ、スガ シカオの2番煎じだよ”って言われてね」
──(ファンからのツッコミ)テレホンセックスについてそこまで語られても・・・(一同爆笑)
──福耳の活動では“すごく優しいスガさん”というイメージがあるのですが、これは気のせいですか?
「(声を潜めて)あれね、非常に難しいんですよ。微妙な力関係がね(笑)」
──そんな話を聴いたら、これから福耳の曲聴いたときにいろんなことが浮かんでしまいますよ!
──「イジメテミタイ」の歌詞がエロ過ぎます。
「あの歌はSMの歌なんですけど、実は事務所から“過激すぎる”って言われて、半分くらい歌詞直した形なんですよ。だから僕はあんまりエロ過ぎる気はしないですね。」
──「月とナイフ」の歌詞のよさが心に沁みます。
「僕はあの曲は得意じゃないですね。・・・歌詞が間違えやすいんです(笑)」
──「黄金の月」の<6月の夜 永遠をちかうキスをしよう>というフレーズが好きです。
「あの曲も、“歌詞が難解すぎる”って事務所から書き直しを言われたんです。応じなかったんですけど。」
──これから楽曲提供してみたいアーティストは?
「提供に関しては、すごい受身なんですよ。で、詞だけってのは難しいんですよね。歌って“呼吸”があるから。KAT-TUNの曲は難しかったですね。(以前にやった)森高千里さんの曲は、僕、森高さんのファンだったので、本人に曲書いてくださいって言われて、知らない間に頷いていました(笑)」
──デビュー10年で一番嬉しかったことは?
「(小声で)有名人に会えること・・・かな。後は、洋服買いに行くと安くしてくれる! CDや書籍は経費で落とせる!(爆笑) いやいや。本当に一番嬉しかったのは、大ファンの村上春樹さんが、僕の曲を本に登場させてくれたことですね。」
──デビュー10年で一番悲しかったことは?
「学生の頃に、すごいひどい振られ方をしたんですけど。女性恐怖症になるくらいに。で、デビューして、その女性から・・・ファンレターが来たんですよ。そこに“2児の母です”って書いてあって・・・目の前が真っ白になりました(笑)」
──これから10年、スガ シカオはどうなっていきますか?
「ミュージシャンは先のことを考えちゃいけないんですよ。このアルバムが、今日歌うこの歌が最後ってつもりでいます。」
──最後にメッセージを
「脱・スガ シカオができたアルバムが完成しました。恋愛にハマっている人や未来を不安に思っている人とか、いろんな人に向けて、伝えたいことをダイレクトに歌詞に書いたので、多くの人に聴いてほしいです。」
チャットを通じてファンの質問に出演アーティストが答える<Yahoo!ライブトーク>は毎週開催。今後も加藤ミリヤやmihimaru GT、Charaなどが出演を予定している(詳細はhttp://livetalk.yahoo.co.jp/)。
スガは「手作り感のある、“徹子の部屋”みたいだ」という一声。様々なエピソードをはさみながら、終始、笑いと和やかなムードで、終了時間を15分以上延長してイベントは進んだ。
では、Yahoo!ライブトークから彼の発言をいくつか紹介しよう。
──最近見た映画は?
「『パイレーツ・オブ・カリビアン』。海賊のリアルな“汚さ”が表現されている映画ですよね。・・・顔に貝とかいっぱいついている人が(映画に)出てきたりして気色悪いから(一同爆笑)、見た後にはお寿司屋さんとか行けないよ。ストーリーや演技は素晴らしいです。面白かったですよ。」
──10周年には何かするの?
「ファンの皆さんやスタッフの方に感謝をするイベントとかしたいです。」
──10年前の自分に言いたいことは?
「スタイリストとヘアメイクをつけろ!」
──デビューしたての頃、名前間違えられたこととかありました?
「最初は、バンド名だと思われていたみたいですよ。“スガシカオ”ってバンドのボーカル、って。」
──テレビ、慣れましたか?
「最近は手を振ったり、カメラの前で笑えるようになりました。昔は笑えなかったんですよ。笑ったら顔が戻らなかった。」
──ハワイのパレードの話は本当ですか?
「ハワイで、パレードを見たんですよ。それがすっごく不気味なパレードで。で、この事が頭から離れなくて新曲を作ったんです。・・・でね、某お昼の番組のスタッフがそのパレードについて調べたんですが、僕がハワイに行っていた頃にそんなパレードは行なわれなかったって言われたんです。おかげで“嘘つき”呼ばわりですよ(笑)」
──昔、制作会社の係長という話ですが?
「そうです。でも私服で僕だけフレックスタイム制でした。スーツ着ていく時もゴールドのスーツでした。おかしな奴って思われていましたね。」
──ライヴの時は、お客さんの顔は見えるのですか?
「前から10列目くらいは見えます」
──そんなこというミュージシャンは初めてですよ。みんな「一番後ろまで見えている」って言いますよ(一同爆笑)
──ライヴに両親が来たことは?
「ありますね。」
──ライヴを見た親の感想は?
「父親が、“音がうるさい”と」
──ライヴにくる女性は、すべて“自分の女”だと思ってた?
「あー、思ってた思ってた。デビューの時は思ってました。・・・本当に、すみませんでした。今は思っていません。(爆笑)」
──新アルバム収録曲の「38分15秒」は実話ですか?
「(しばらく沈黙)・・・テレホンセックスの曲ですよね。テレホンセックスなんですけど、みんなどうやってるのかな、って。僕はしないですけど、仮にしたとしたら、どうやってするのかなって思って作ったんですよ。友達とかに(する奴とか)いるじゃないですか。俺だったらどうやってするのかなーって思って。(中略)そういう想像を働かせてね。でね、このテーマを日本のポップスで扱った人っていないんですよ。これから30年くらいこのテーマで書く人もいないだろうし。だったらやる価値あるかな、と。数年後に他の人がこのテーマで書いても、音楽プロデューサーなんかに“それ、スガ シカオの2番煎じだよ”って言われてね」
──(ファンからのツッコミ)テレホンセックスについてそこまで語られても・・・(一同爆笑)
──福耳の活動では“すごく優しいスガさん”というイメージがあるのですが、これは気のせいですか?
「(声を潜めて)あれね、非常に難しいんですよ。微妙な力関係がね(笑)」
──そんな話を聴いたら、これから福耳の曲聴いたときにいろんなことが浮かんでしまいますよ!
──「イジメテミタイ」の歌詞がエロ過ぎます。
「あの歌はSMの歌なんですけど、実は事務所から“過激すぎる”って言われて、半分くらい歌詞直した形なんですよ。だから僕はあんまりエロ過ぎる気はしないですね。」
──「月とナイフ」の歌詞のよさが心に沁みます。
「僕はあの曲は得意じゃないですね。・・・歌詞が間違えやすいんです(笑)」
──「黄金の月」の<6月の夜 永遠をちかうキスをしよう>というフレーズが好きです。
「あの曲も、“歌詞が難解すぎる”って事務所から書き直しを言われたんです。応じなかったんですけど。」
──これから楽曲提供してみたいアーティストは?
「提供に関しては、すごい受身なんですよ。で、詞だけってのは難しいんですよね。歌って“呼吸”があるから。KAT-TUNの曲は難しかったですね。(以前にやった)森高千里さんの曲は、僕、森高さんのファンだったので、本人に曲書いてくださいって言われて、知らない間に頷いていました(笑)」
──デビュー10年で一番嬉しかったことは?
「(小声で)有名人に会えること・・・かな。後は、洋服買いに行くと安くしてくれる! CDや書籍は経費で落とせる!(爆笑) いやいや。本当に一番嬉しかったのは、大ファンの村上春樹さんが、僕の曲を本に登場させてくれたことですね。」
──デビュー10年で一番悲しかったことは?
「学生の頃に、すごいひどい振られ方をしたんですけど。女性恐怖症になるくらいに。で、デビューして、その女性から・・・ファンレターが来たんですよ。そこに“2児の母です”って書いてあって・・・目の前が真っ白になりました(笑)」
──これから10年、スガ シカオはどうなっていきますか?
「ミュージシャンは先のことを考えちゃいけないんですよ。このアルバムが、今日歌うこの歌が最後ってつもりでいます。」
──最後にメッセージを
「脱・スガ シカオができたアルバムが完成しました。恋愛にハマっている人や未来を不安に思っている人とか、いろんな人に向けて、伝えたいことをダイレクトに歌詞に書いたので、多くの人に聴いてほしいです。」
チャットを通じてファンの質問に出演アーティストが答える<Yahoo!ライブトーク>は毎週開催。今後も加藤ミリヤやmihimaru GT、Charaなどが出演を予定している(詳細はhttp://livetalk.yahoo.co.jp/)。
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