吉井和哉、新作試聴会でのスペシャル・サプライズにファン大興奮!
今年の1月にYOSHII LOVINSONから吉井和哉へ名義を変更し、また新たな気持ちで活動を始めた吉井和哉。そんな彼が10月4日にリリースする3rdアルバム『39108』の試聴会が、7月31日に渋谷duo music exchangeにて行なわれた。<吉井和哉 New Album First Listen & Fan Conference>と称されたこの試聴会には、マスコミ関係者と多くの応募から抽選で選ばれた一部のファンのみが参加。レコーディングを終えたばかりのニュー・アルバムの試聴会は、ほぼ定刻にスタートした。
試聴会の前にPVの撮影を行なっていたとのことで、ステージにはドラムやキーボードなどの楽器が置かれ、壁にも装飾がされていた。そんな中、全12曲・約52分の作品となった新作の試聴会がスタート。自分の潜在能力を試したという今作は、曲が切り替わる度にその表情を変えていくといった印象だ。いつになく丁寧なメロディとシンプルなようで細やかなこだわりを感じさせるサウンドが、頭に焼きつく。そして今作でも、彼ならではのセンスが光る歌詞が炸裂していた。彼の書くコミカルかつシニカルな歌詞は、一見ユーモラスだが、実はすごく的を得たことを言っていたりするのだ。聴きながらにして思わず笑ってしまうようなシュールな内容から、胸にググッと深く入り込む歌詞まで、1度聴いただけでここまで印象に残る歌詞を書けるミュージシャンはそう多くはないだろう。1曲1曲をじっくり味わうように耳を澄まして聴いていると、あっという間に全12曲の試聴が終わってしまった。
試聴が終了すると、ライターの結城雅美さんと吉井和哉氏が登場。吉井氏はPV撮影後とのことで、目元に軽くメイクをしている。上下黒の細身のスーツがよく似合っていた。ステージ中央に置かれた椅子に座り、今作は2週間で曲をまとめ、歌詞はすべてアメリカで書き上げたといった話や、エンジニアで参加したレッチリでお馴染みのジム・スコットの力がとても大きかったという話からスタート。そして気になるアルバム・タイトル『39108(サンキュー・ヒャクハチ)』の話へ。なぜ“108”なのかということについては、“自分が10/8生まれということ、東京で仕事用に借りていた部屋の番号が108号室だったこと、108あるという人間の煩悩=自分の煩悩といったことを絡めて”とのこと。現在39歳である彼の煩悩、そして様々な人への感謝の気持ちを表した結果、このタイトルになったようだ。ちなみに今回のレコーディングで大変だったことは、ドラムがいろいろな事情で17時までに帰らなければならなかったことと、歌詞を(渡米までに考えていかなかったので)考えるのが難航したことだと言って笑わせていた。
続いてファンからの質問に吉井氏が答えるといった展開へ。“吉井さんの煩悩って何ですか?”という質問に、“もう少し鼻が小さくならないかなーとか、最近太りやすいなーとかですかね(笑)。まあ、CD聴いてくれればわかります”と返答。“レコーディング中に素敵な出会いはありましたか?”という質問では、“トミー・リー(モトリー・クルー)の経営するクラブに行ったんですけど、かわいい女の子のウエイターがいたな…え? そういう出会いじゃないの?(笑) あ、レコーディングで?”なんて早とちりな回答に、会場も笑いに包まれた。また、気に入っている歌詞を聞かれると、“「寒い朝にこっそりおにぎりにぎるように愛してくれない(「I WANT YOU I NEED YOU」)」とかいいでしょ”とニコニコ。そして最後の、“今作は、「人それぞれのMY WAY」で始まって「BELIEVE」で終わっていますが、吉井さんは今まで何をBELIEVEして、MY WAYしてきたんですか?”というトンチの効いた質問に、“おお! いい質問ですねぇ”と思わず感心しながら、“やっぱり音楽しかできないから、それだけを信じてやってきました”というストレートな回答で締めた。
約15分~20分ほどのトークが終了してしばらくすると、突然バンドのメンバーたちがステージに登場し、会場が歓声に沸く。吉井氏も登場し、そのままライヴがスタート。突然の出来事にファンは驚きと喜びの顔を浮かべながら総立ちでライヴを盛り上げていた。ライヴでは「黄金バッド」「I WANT YOU I NEED YOU」「WEEKENDER」の3曲を披露。ステージと客席がものすごく近かったので、吉井氏の細かい顔の表情や仕草も手に取るように見えるという貴重なライヴにファンは大興奮。トークのときとは別人のようなオーラと色気を放出する彼を見て、カリスマ性のあるヴォーカリストの意味を改めて実感した日だった。
BARKSでは当日行なわれたサプライズ・ライヴの映像を公開! ステージと客席がどのくらい近かったのか、この映像を見れば分かるぞ。当日のライヴの様子を知りたければ、映像をチェックしよう!
☆ライヴ映像@先行アルバム試聴会☆
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015616
<サプライズ・ライヴ>セットリスト
1.黄金バッド
2.I WANT YOU I NEED YOU
3.WEEKENDER
◆リリース情報
ニュー・アルバム『39108』
【初回限定盤】(CD+DVD) TOCT-26053 ¥3,800(tax in)
【プレミアム盤】(CD+DVD2枚) TOCT-26055 ¥8,019(tax in)
【通常盤】 TOCT-26054 ¥3,000(tax in)
2006年10月4日発売
吉井和哉 オフィシャル・サイト
http://www.yoshiikazuya.com/
試聴会の前にPVの撮影を行なっていたとのことで、ステージにはドラムやキーボードなどの楽器が置かれ、壁にも装飾がされていた。そんな中、全12曲・約52分の作品となった新作の試聴会がスタート。自分の潜在能力を試したという今作は、曲が切り替わる度にその表情を変えていくといった印象だ。いつになく丁寧なメロディとシンプルなようで細やかなこだわりを感じさせるサウンドが、頭に焼きつく。そして今作でも、彼ならではのセンスが光る歌詞が炸裂していた。彼の書くコミカルかつシニカルな歌詞は、一見ユーモラスだが、実はすごく的を得たことを言っていたりするのだ。聴きながらにして思わず笑ってしまうようなシュールな内容から、胸にググッと深く入り込む歌詞まで、1度聴いただけでここまで印象に残る歌詞を書けるミュージシャンはそう多くはないだろう。1曲1曲をじっくり味わうように耳を澄まして聴いていると、あっという間に全12曲の試聴が終わってしまった。
試聴が終了すると、ライターの結城雅美さんと吉井和哉氏が登場。吉井氏はPV撮影後とのことで、目元に軽くメイクをしている。上下黒の細身のスーツがよく似合っていた。ステージ中央に置かれた椅子に座り、今作は2週間で曲をまとめ、歌詞はすべてアメリカで書き上げたといった話や、エンジニアで参加したレッチリでお馴染みのジム・スコットの力がとても大きかったという話からスタート。そして気になるアルバム・タイトル『39108(サンキュー・ヒャクハチ)』の話へ。なぜ“108”なのかということについては、“自分が10/8生まれということ、東京で仕事用に借りていた部屋の番号が108号室だったこと、108あるという人間の煩悩=自分の煩悩といったことを絡めて”とのこと。現在39歳である彼の煩悩、そして様々な人への感謝の気持ちを表した結果、このタイトルになったようだ。ちなみに今回のレコーディングで大変だったことは、ドラムがいろいろな事情で17時までに帰らなければならなかったことと、歌詞を(渡米までに考えていかなかったので)考えるのが難航したことだと言って笑わせていた。
続いてファンからの質問に吉井氏が答えるといった展開へ。“吉井さんの煩悩って何ですか?”という質問に、“もう少し鼻が小さくならないかなーとか、最近太りやすいなーとかですかね(笑)。まあ、CD聴いてくれればわかります”と返答。“レコーディング中に素敵な出会いはありましたか?”という質問では、“トミー・リー(モトリー・クルー)の経営するクラブに行ったんですけど、かわいい女の子のウエイターがいたな…え? そういう出会いじゃないの?(笑) あ、レコーディングで?”なんて早とちりな回答に、会場も笑いに包まれた。また、気に入っている歌詞を聞かれると、“「寒い朝にこっそりおにぎりにぎるように愛してくれない(「I WANT YOU I NEED YOU」)」とかいいでしょ”とニコニコ。そして最後の、“今作は、「人それぞれのMY WAY」で始まって「BELIEVE」で終わっていますが、吉井さんは今まで何をBELIEVEして、MY WAYしてきたんですか?”というトンチの効いた質問に、“おお! いい質問ですねぇ”と思わず感心しながら、“やっぱり音楽しかできないから、それだけを信じてやってきました”というストレートな回答で締めた。
約15分~20分ほどのトークが終了してしばらくすると、突然バンドのメンバーたちがステージに登場し、会場が歓声に沸く。吉井氏も登場し、そのままライヴがスタート。突然の出来事にファンは驚きと喜びの顔を浮かべながら総立ちでライヴを盛り上げていた。ライヴでは「黄金バッド」「I WANT YOU I NEED YOU」「WEEKENDER」の3曲を披露。ステージと客席がものすごく近かったので、吉井氏の細かい顔の表情や仕草も手に取るように見えるという貴重なライヴにファンは大興奮。トークのときとは別人のようなオーラと色気を放出する彼を見て、カリスマ性のあるヴォーカリストの意味を改めて実感した日だった。
BARKSでは当日行なわれたサプライズ・ライヴの映像を公開! ステージと客席がどのくらい近かったのか、この映像を見れば分かるぞ。当日のライヴの様子を知りたければ、映像をチェックしよう!
☆ライヴ映像@先行アルバム試聴会☆
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015616
<サプライズ・ライヴ>セットリスト
1.黄金バッド
2.I WANT YOU I NEED YOU
3.WEEKENDER
◆リリース情報
ニュー・アルバム『39108』
【初回限定盤】(CD+DVD) TOCT-26053 ¥3,800(tax in)
【プレミアム盤】(CD+DVD2枚) TOCT-26055 ¥8,019(tax in)
【通常盤】 TOCT-26054 ¥3,000(tax in)
2006年10月4日発売
吉井和哉 オフィシャル・サイト
http://www.yoshiikazuya.com/
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