マライア vs アギレラ

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昨年に『The Emancipation Of Mimi』が大ヒットし、カムバックを遂げたマライア・キャリーと、4年ぶりの新作『Back to Basics』の発表を控えたクリスティーナ・アギレラの仲が取り沙汰されている。『People』誌などによれば、二人のやりとりは、アギレラが雑誌『GQ』最新号のインタヴューで、マライアは「全然クールじゃない」と発言し、“過去にパーティで酔っぱらって侮辱的な言葉を吐いた”といった内容を話したことから火がついた。

マライアは当時、精神的な問題を抱えていた時期。彼女はアギレラのコメントに、皮肉を込めて彼女を持ち上げた後、“招かざる客としてわたしのパーティに出席し、問題のある行動をとった”とAccess Hollywoodに話した。「今度は過去の出来事を持ち出してプロモーションに私の名前を使うことは、悲しいけれど、分かっていたわ」とマライア。しかし、最後に「……許してあげる。健闘を祈るわ」と寛容だ。これにアギレラは「悪いエネルギーは要らない」とし、「マライアを悩ますのが目的じゃない……彼女をリスペクトしている」とコメント、確執が激化することはなかったようだ。

マライアの『The Emancipation Of Mimi』('05年)は全米No.1。現在までに6×プラチナを獲得している。アギレラは'02年の大ヒット『Stripped 』に続く新作『Back to Basics』について、“完璧主義”のため時間をかけたいと話している。彼女はワールド・エンターテイメント・ニュース・ネットワークが伝えたインタヴューで「わたしは極端にディテールにこだわるの。……大変な作品よ。2枚分の曲があるけど、ひとつにまとめるつもり。みんなが手にしやすいようにね」と次作の作業について語った。

T.Kimura
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