シュグ・ナイト、ドラッグ・ディーラーを逆訴訟

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シュグ・ナイトがデス・ロウ・レコードの出資者である現在服役中の元ドラッグ・ディーラー、ハリー・Oことマイケル・ハリスを訴えたと、AllHipHop.comなどが報じている。

シュグ・ナイトはマイケル・ハリスの元妻でありデス・ロウの元共同経営者であったリディア・ハリスから共同経営者の座を不当に奪われ、音楽業界での立場を失わされたとして訴えられ、昨年3月に損害賠償金1億700万ドル(約128億円)の支払いを命じられる判決を下された。この敗訴に反撃するかのように、シュグ・ナイトはマイケル・ハリス及び彼の弁護士に対して、彼らがドラッグの取引で得たお金によって音楽産業から多額の利益を不当に得ようとした主張し、損害賠償金1億600万ドル(約127億円)を求める裁判を起こした。

マイケル・ハリスは現在、殺人未遂及びドラッグ取引の罪でカリフォルニア州刑務所にて懲役28年の刑で服役しているが、彼は服役中にデス・ロウ設立のために150万ドル(約1億8,000万円)を投資する契約を結び、その後、インタースコープからリリースされたドクター・ドレーのアルバム『The Chronic』の大ヒットに貢献したと主張。しかし、シュグ・ナイトはこのマイケル・ハリスの主張を否定し、不当に金銭を要求していると突っぱねていた。

K.Omae, LA
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