50セント、大ヒット曲「In Da Club」が著作権侵害で訴訟

50セントの'03年の大ヒット曲である「In Da Club」が、２ライヴ・クルーの元リーダーであるルーサー・キャンベルの曲の歌詞を盗用したものだとして、著作権侵害で訴えられたと、AP通信などが報じている。

訴えを起こしているのは現在、ルーサー・キャンベルの過去の曲の権利を所有するLil' Joe Wein Music社のリチャード・C・ウルフ氏とジョセフ・ウェインバーガー氏で、ルーサー・キャンベルの'94年にリリースされたアルバム『Still a Freak for Life』の収録曲「It's Your Birthday」の歌詞を、50セントが「In Da Club」の中で盗用しているとして、著作権侵害を主張している。また、50セントのDVD『50 Cent: The New Breed』の中でルーサー・キャンベルの「I Like It, I Love It」を無許可で使用しているとも主張し、損害賠償金及び弁護士費用等を要求している。

なお、ルーサー・キャンベルは今回の裁判に関して無関係であるとの声明を発表しており、訴えを起こしている二人が「我々（２ライヴ・クルー）の名前を勝手に使って裁判を起こしているだけなんだ。彼らは人々を訴えて、お金を儲けているけど、俺や２ライヴ・クルーのメンバーは一切お金を受け取っていない」と語っている。

K.Omae, LA