オンキヨー、ジャズ・クラシックの高品質配信を開始

ポスト
オンキヨーは、高音質のまま楽曲データを配信する「e-onkyo music store」にて、ジャズやクラシックの楽曲データ百数十曲を追加したと発表した。

通常、音楽配信サイトで販売される楽曲は、ダウンロードにかかる時間と音質のバランスをとり、最適な圧縮が行われている。サイズを縮める代わりに、人間の耳では聞き取りにくい部分の音をカットしているわけだ。

データの一部をカットしている分、原音と比べるとどうしても音質は低下してしまう。クラシック音楽の場合、そうしたデータ欠落が通常の楽曲と比べて音質に与える影響が多く、配信には不向きといわれてきた。

e-onkyo music storeでは、音質を原音そのままに配信できるロスレス圧縮を採用した。形式はWMA Losslessで、最大24bit/96kHzという高ビットレートでの配信が行われる。

追加される楽曲は、綾戸智絵、佐藤允彦らのジャズ44曲とモーツァルトなどクラシック140曲。販売価格は、1曲あたり200円から300円程度。ジャズのCD-Rへの書き込み回数は1回、WMA対応のポータブルプレーヤーへの転送も1回のみ。クラシックの場合は、CD-Rへの書き込み回数は3回まで、WMA対応ポータブルプレーヤーへの転送は10回まで可能だ。

問い合わせ先:オンキヨー
http://www.jp.onkyo.com/
e-onkyo music store
http://music.e-onkyo.com/
この記事をポスト

この記事の関連情報