new Album | | 『レイト・レジストレーション』 2005年8月26日発売 UNIVERSAL INTERNATIONAL 通常盤:UICD-6100 \2,548(税込) 初回限定盤:UICD-9014 \1,980(税込)
1 ウェイク・アップ・ミスター・ウェスト 2 ハード・エム・セイ 3 タッチ・ザ・スカイ 4 ゴールド・ディガー 5 スキット # 1 6 ドライヴ・スロウ 7 マイ・ウェイ・ホーム 8 クラック・ミュージック 9 ローゼズ 10 ブリング・ミー・ダウン 11 アディクション 12 スキット # 2 13 ダイヤモンドは永遠に(リミックス) 14 ウィ・メジャー 15 スキット # 3 16 ヘイ・ママ 17 スキット # 4 18 ゴーン 19 ダイヤモンドは永遠に (ボーナス) 20 ウィ・キャン・メイク・イット・ベター (ボーナス) 21 バック・トゥ・ベイシックス (ボーナス)
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Video Clip | | 『ダイアモンドは永遠に』 (from UNIVERSAL OFFICIAL SITE)
プラハで撮影されたという最新ビデオ・クリップ「ダイヤモンドは永遠に」。黒人同士が利権争いをして約10年間も殺し合いを続けてきた“コンフリクト・ダイヤモンド”がテーマとなっている。
(2005年8月31日まで限定公開) |
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| ――では、2ndシングル、「ゴールド・ディガー」のコンセプトについても教えてください。
カニエ:多くの人がアーティストを特定の型に嵌めたがるんだ。“あなたの曲を聴くと悲しくなる”とか、“あなたの曲を聴くとパーティしたくなる”とかね。でも、本当の人間はそうじゃない。“Gold Digger ”(金持ちの男ばかりを狙う女の子)は実在するんだよね。これはオレが知ってる女の子達とのコラボレーションで出来た曲なんだ。頭の中でコラボレーションして、スタジオでリリックにした。で、ジェイミー・フォックスをフィーチャーして、2ndシングルにしたのさ。
――3rdシングルはどれになりますか?
カニエ:マルーン5のアダムをフィーチャーした「ハード・エム・セイ」になる予定だ。
――グラミーでは10部門ノミネート、3部門受賞という快挙をなしとげましたが、グラミー受賞はあなたにとってどのような意味を持ちますか?
カニエ:スピーチする機会が欲しいんだ。受賞なんかしなくても、とにかく話すチャンスが欲しい。だからラップを始めたようなもんだしね。それに、グラミーを見てる人の中にはカニエ・ウェストの曲を聴いたことがない人がたくさんいるんだけど、そういった人たちに30秒くらい話かけて、人の心を動かすことができるんだ。そういった機会を得ることができて、グラミーには感謝してるよ。アワードや栄誉が目的で音楽をやっているわけではない。栄誉なのは、ファンが自分の名前を叫んでくれることなんだ。辛いことに直面しているファンが、自分の音楽を聴いて、困難から抜け出して、いい気分になってくれることが、オレにとってのアワードなんだ。
――あなたのレーベルGetting Out Our Dreams(G.O.O.D.)から次にリリースするのはどのアーティストですか?
カニエ:コンシークエンス。彼はこのアルバムに収録してる「ゴーン」でラップしているよ。
――先日、日本でSa-Ra Creative Paetner(サーラー:G.O.O.D.のアーティスト)のライヴを見ました。とても楽しかったですよ。
カニエ:Sa-Ra!! 彼等はドープだよ。今年中にはアルバムを出す予定だよ。
――彼らは自分達でプロデュースも行っていますが、あなたはプロデューサーとしてはどのように彼らのプロジェクトに参加するのですか?
カニエ:一緒にスタジオに入って、彼らが自分たちでプロデュースして歌って、それから、オレのフレイバーを加えて、いいものに仕上げるんだ。
――ヒップホップやR&B以外のアーティストには興味はありますか? 例えば、ロックアーティストと契約するとか。
カニエ:今はないね。自分のアルバムを終えたばかりだし、やらなきゃいけないことがたくさんあるからね。でも、将来的にはあるかもね。
――将来、プロデュースしたいアーティストは?
カニエ:今でもローリン・ヒルと一緒に仕事をしたいと思ってる。
――ところで、あなたにとってファッションとは?
カニエ:オレは幼稚園に行く服も自分で選んでたんだ。ファッションにはずっと興味があるよ。ちゃんとしたものが手に入らなかったら、気がおかしくなっちゃうんだ。学校へ着ていく服の予算が一年で500ドルあったんだけど、自分がどうしても欲しいジーンズがあれば、その半額でもそれを手にいれてしまうんだよね。今でもそのジーンズはあるよ。
――では、今お気に入りのファッションは?
カニエ:レイドバックでシンプルなスタイルだね。去年はドレスアップの仕方を紹介したから、今年はドレスダウンの仕方を紹介したいね。
――前回の来日公演はすばらしかったですが、日本にまた来る予定はありますか?
カニエ:もちろんさ! 日本は大好きだからね。
取材・文●松田敦子 ▲インタヴュー前半へ戻る |
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